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林裕之&林葉子「少油生活のススメ」

ケンタッキーのチキン食べ放題、トランス脂肪酸多量摂取の恐れ…米国で使用禁止の油を使用

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 国による規制が進まない日本ですが、いくつかのメーカーやファストフードチェーンでは、自主規制としてトランス脂肪酸の低減に取り組んでおり、その成果をそれぞれのHPなどで公表しています。

 一方で、ケンタッキーフライドチキンを筆頭に多くの食品メーカーでも、トランス脂肪酸を含むマーガリン、ショートニング、ファストスプレッドなどが使われ続けており、それらを使った菓子パンやスナック菓子、ファストフードなどをよく食べる人たちのトランス脂肪酸の摂取量は、若い世代を中心に平均をかなり上回っているとも指摘されています。

「食べ放題」で高まる心臓疾患リスク

 トランス脂肪酸が多く含まれるショートニングの一番の特徴は、チキンやポテトがほかの油に比べてカラッと揚がることにあり、“オリジナル”チキンづくりには不可欠なのかもしれませんが、消費者の健康も考慮してほしいものです。ちなみに、アメリカのケンタッキーフライドチキンでは、すでにショートニングの使用はやめており、日本でも低減に取り組んでいると表明していますが、実態は前述のとおりです。

 日本のケンタッキーフライドチキンの「オリジナルチキン」と「ポテトフライ」は、トランス脂肪酸が含まれているので、避けるべき食べ物なのです。普段からケンタッキーフライドチキンをよく食べる人のトランス脂肪酸摂取量は、平均摂取量を大きく上回っていることでしょう。

 ケンタッキーフライドチキンは、自社の揚げ油について「植物油100%の油」と表現し、ヘルシーで安全なイメージをアピールしていますが、植物油から発生するトランス脂肪酸が心臓疾患リスクを高めることからも、植物油は明らかに安全性に問題があります。

 オリジナルチキンの食べ放題は、同時に危険な油も“食べ放題”となるので、オススメできません。農林水産省もトランス脂肪酸は「食品からとる必要はない」と断言しています。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)

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