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渋谷ハロウィン、一部暴徒化で犯罪多発、規制論も浮上…器物破損・痴漢・暴行続出

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渋谷ハロウィンの様子

 日本のハロウィン文化は、“暴走”によって衰退してしまうのか――。

 10月31日のハロウィンを前にした週末、東京・渋谷に集まった群衆が一部暴徒化し、逮捕者が出る事態に発展した。インターネット上には、イタズラでは済まされない愚行が次々と投稿され、「今後の規制につながりかねない」と危惧する声が溢れ返った。

 渋谷での喧騒はこれまでにも、ゴミの不法投棄などが問題視され、相次ぐ違法行為やマナーの低下に地域住民から批判の声が上がっていた。過去には「DJポリス」の活躍も話題になったが、今年は渋谷区が周辺店舗に瓶入りの酒類販売を自粛するよう要請するなど、事前対策を講じてハロウィン直前の土曜日を迎えたが、効果はまったくなかったようだ。

 日付をまたいだ28日午前1時頃、センター街で立ち往生した軽トラックを群衆が力づくで横転させる事件が発生。直前から半裸の男性が荷台に飛び乗るなど“やりたい放題”で、動画が拡散されると「渋ハロ終わってるな」「完全に群集心理の暴走。止めようものなら命にかかわりそう」「どこの国の騒乱だよと思ったら日本ってマジか」「終末映画とかのパニックに陥った群衆シーンかと思った」などとあきれ返る声が続出している。

 また28日早朝には、ラーメン店の軒下に設置された券売機に水が流し込まれるトラブルもあった。その様子が防犯カメラで捉えられており、談笑していたグループのひとりの男性がペットボトルの中身を札投入口へ流し込んだ。その店舗は公式ツイッターで動画を公開した上で器物破損と営業妨害を訴え、謝罪すれば警察へ提出した被害届を取り下げると述べている。ただ、ネットーユーザーたちからは「棄却してはダメ。むしろ告訴すべき」「猛省を促すために損害賠償を求めましょう」など、厳しい処分を求める声が相次いだ。

 この事件は翌29日、当該店舗がツイッターに「犯人が本日朝、謝罪に来ました」と投稿し、賠償の約束を受けて被害届は取り下げたと説明し、事態は収束を迎えたようだ。

 ほかにも、痴漢や盗撮といった行為や暴行事件も発生しており、規制や禁止を求める声も少なくない。タレントのJOYも騒動を受けて、「もう自分の写真付き身分証ぶら下げた人しか参加できないようにしたらいい」と提言している。

 ここ数年で日本にも定着したハロウィン文化だが、川崎市の「KAWASAKI Halloween(カワハロ)」のように地域振興につながっている例もある。ハロウィン当日の31日まで行われる「品川ハロウィン」や、30・31日に開催される「吉祥寺ハロウィンフェスタ2018」などは、親子で楽しむイベントとして毎年好評を呼んでいる。

 せっかくの文化を衰退させないためにも、渋谷ハロウィンには抜本的な対策を求められる。
(文=編集部)

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