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秋篠宮家、不当なバッシング報道の全真相…一丸となり熱心にご公務に勤しまれていた

文=深笛義也/ライター
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即位礼正殿の儀(写真:代表撮影/ZUMA Press/アフロ)

 即位の礼をめぐる一連の儀式によって祝賀ムードが広がるなか、秋篠宮家は依然として、眞子さまの結婚問題を抱えたままだ。

 高いハードルとなっているのが、お相手の小室圭さんの母親の佳代さんと元婚約者との間の“借金トラブル”だ。贈与であって返す必要がないという佳代さんと、借金であるという元婚約者の主張がぶつかり合っていたが、8月上旬、佳代さんの代理人、元婚約者本人とその代理人の3人が話し合いを持った。

 借金であるということは認めないまま、佳代さんが“解決金”などの名目で、相応の額を元婚約者に支払うことでの決着を目差しているのではないかといわれている。そうなった場合、結婚問題は進展するのだろうか。

「金銭トラブルが解決したとしても、それは第1段階にすぎません。ここまでゴタゴタが続いてきていて、秋篠宮家としては、それだけでは納得できないでしょう。小室さんは金銭問題の解決もしないまま突然、ニューヨークに行ってしまった。資格を取るために勉強されているわけですけど、それが達成できていない状況。一般の家庭の親であっても、結婚を認めにくいのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト、以下同)

 眞子さまの結婚問題に関して、佳子さまは今年3月の国際基督教大学(ICU)卒業時に「結婚においては当人の気持ちが重要」「姉の一個人としての希望がかなう形に」と回答された。この問題に関して、秋篠宮ご夫妻、眞子さま佳子さまご姉妹との間に断絶が生じており、お食事も別々にとられているなどの報道も見受けられる。

「眞子さまは、小室さんと結婚することを考えて日々を送っていると思われます。佳子さまはそれを擁護するお考えですから、秋篠宮家の中で結婚問題について話しづらい空気になっていることは確かでしょう。だけど、断絶ということはないと思います。ご公務のこととか、日々の生活についてのお話はされていると思います。お食事については、秋篠宮殿下と紀子さまはとてもお忙しく、ご不在のことも多いので、別々になることもあるだろうとは思います。悠仁さまがいらっしゃるわけですから、時間があればお食事は一緒にするんじゃないでしょうか」

 秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが8月17日から1週間、ブータンを私的に訪問されたが、予定されていた宮務官(秋篠宮ご一家の身の回りのお世話などをする宮内庁職員)の随行が取り消された。これは秋篠宮殿下が決定されたとのこと。秋篠宮家と宮内庁との不協和音を指摘する報道もある。

「ブータンの王族の方々とお会いするわけですから、外交儀礼に詳しい宮務官が付いて行くほうが好ましいことは確かで、不自然であるとは感じます。ただ、今回はプライベートなご旅行でした。秋篠宮殿下の知人である国立民族学博物館教授の池谷和信氏が、現地での行動は取り仕切ったということですね。そうしたブータンと親交があり文化にも通じている方に委ねようというのは、殿下独特のお考えなのかもしれません」

いつもお2人でご移動

 秋篠宮殿下紀子さまが言い争いをしている、公務で別行動をとっているなど、ご夫妻の間の不和も報道されている。

「別行動というのは、『高校総体』と『高校総合文化祭』のことだと思います。鹿児島での『高校総体』と佐賀での『高校総合文化祭』の開催が、どちらも7月27日だったんですね。『高校総合文化祭』の開会式への出席は、秋篠宮殿下がずっとなされているご公務です。一方、『高校総体』は天皇陛下が皇太子として出席していたご公務を引き継いだものです。同じ日に、県をまたいで2つの式典に出席されることはとても異例なことです。

 午前中の『高校総体』にご夫妻揃って出席されて、午後の『高校総合文化祭』の開会式に遅れないように、秋篠宮殿下は先に九州新幹線で佐賀に向かわれたわけです。紀子さまはそのまま『高校総体』を観覧されてから佐賀に向かわれて、結果的には『高校総合文化祭』の開会式にご夫妻揃って出席されています。

 時間に追われながら、両式典でお揃いになっているのですから、どれだけ熱心にご公務に取り組まれているかの表れです。万が一にも開会式に遅れないようにという殿下の配慮が、別行動で不和だというのは、あまりにも針小棒大な見方ではないでしょうか。基本的にはいつもお2人で移動されています。ご夫妻の間で意見の違いもあるでしょうけれども、それがあまりにも大げさに取り上げられている印象があります」

 一連の報道は、秋篠宮家バッシングなのだろうか。

「眞子さまの結婚問題が、国民に不安を与えていることは確かです。ですが、反論しにくい状況にある秋篠宮家に対して、小さなことを大きく言い立てて、まるで皇嗣としてふさわしくないかのような物言いをされるのは、不当なことではないでしょうか。お食事のことひとつ取っても、秋篠宮家のお食事すべてを把握して発信されているのでしょうか。たまたまスケジュールの都合で、どなたかがおひとりでお食事されているのを知って、おっしゃっているのではないでしょうか。

 10月14日に佳子さまは、渋谷で開かれた『第1回コミュニティアクションチャレンジ100アワード表彰式』に出席され、台風19号の犠牲者の方々を悼む言葉を述べられました。それはとても心のこもったものでした。ネガティブなことばかりが目立って報じられていますが、秋篠宮家は皆、ご公務に熱心に取り組まれていると思います」

 次々と繰り出される秋篠宮家に関する報道には、読者の読み解く力が試されているのかもしれない。

(文=深笛義也/ライター)

深笛義也/ライター

深笛義也/ライター

1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。10代後半から20代後半まで、現地に居住するなどして、成田空港反対闘争を支援。30代からライターになる。ノンフィクションも多数執筆している。

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