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高橋暁子「ITなんかに負けない」

若者がドン引き…“おじさんLINE”事例集 絵文字多用、自分語り、「○○ちゃん」

文=高橋暁子/ITジャーナリスト・成蹊大学客員教授
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LINEのサイトより

送ってない? 引かれる「おじさんLINE」「おばさんLINE」の特徴とは

「店長からこんなメッセージもらってしまって……。キモいって言ったらまずいですか」

 ある女子大生は、困った様子でバイト先の店長から送られてきたLINEを示してくれた。

「みんなから聞いていたけど、本当に“おじさんLINE”ってあるんですね。正直、引きました」

“おじさんLINE”とは、どのようなものかご存知だろうか。若者と親しくなろうとして、勘違いしたメッセージを送ると引かれてしまうことになる。おじさんLINEのおばさん版、“おばさんLINE”についてもあわせてご紹介したい。自分のメッセージがおじさんLINE、おばさんLINEになっていないか、改めて確認してみてほしい。

絵文字、顔文字多めは「ガラケー世代に見える」

 おじさんにありがちなのが、絵文字や顔文字が多いという特徴だ。例文を見るとわかる通り、全体に「!」「?」を絵文字にするなど、文章中の絵文字が多くなっている。また、「(^_^;)(T_T)(*´ω`*)」などの顔文字が多いのも特徴的だ。

 おじさん世代としては、絵文字や顔文字を使って楽しい雰囲気のメッセージにしたいとか、若者に合わせた文章にしたというところだろう。しかし、受け取った側の若者たちはそのようには感じないようだ。実際は、若者世代は絵文字も顔文字もLINEでは使わないことが多い。

「(絵文字や顔文字は)ガラケー世代に見える。あと、文章が長すぎ」。

 若者世代はLINEをチャットのように短文でスピーディなやり取りする。「やば」「マジ」など、単語で送ることも多い。それゆえ、そもそも文章は長くならず、絵文字や顔文字を使うこともないのだ。

 文章が長すぎるのは、「画面が黒い」と感じるという。ガラケーの時代は、「絵文字を使ってないと画面が黒くて、『怒ってる?』と感じる」と言われていたが、LINEではそうではないのだ。「句読点多め」も同様に、おじさんぽさを感じる部分のようだ。

相手との距離感を間違えないこと

「自分語りが多い」のもおじさんLINEの特徴だ。日記のような文章を一方的に送りつけてくるという例も少なくない。興味がない情報を一方的に送りつけられては、困るのも無理はないかもしれない。

 シモネタを送りつけて、「ナンチャッテ」「(笑)」などでごまかす例もある。「もうおじさんだから翌朝キツイよ」などとおじさんアピールしてくる例も聞いているが、「否定してほしいのかなと思って困ってしまう」という。

 送信する時間帯も重要で、夜中や休日などのプライベートな時間帯に送るのは基本的にNGと考えたほうがいいだろう。平日、日中に送るように心がけるのが賢明だ。

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