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キムタク効果健在?木村が愛用の食品、放送後に即売切れ、プロも唸る普通じゃない逸品

文=編集部
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木村拓哉のインスタグラムより

「放送後に多くのご注文をいただいております」

 こう語るのは、「美濃 特選味付ぽん酢」製造・販売元で、明治9年創業で大吟醸酢や有機純米酢などのお酢商品の老舗、内堀醸造の担当者だ。

 きっかけは、“あの人気タレント”が紹介したことだった。

 木村拓哉は7日放送のテレビ番組『家事ヤロウ!!! 2時間スペシャル』(テレビ朝日系)に出演し、普段自宅で食べている料理や愛用の食材などを紹介したのだが、放送直後からそれらの商品の一部が“売切れ”になるほど大きな反響を呼んでいる。

 木村はまず、朝食によく食べるというピザトーストを紹介。人気ベーカリー「ル・フルニル・ドゥ・ピエール」(東京・自由が丘)の全粒粉食パンに、スーパー「ビオセボン」の「オーガニックアラビアータソース」とスイス産の「エメンタールチーズ」を乗せ、最後にタバスコ「ガーリックペッパーソース」をかけるという一品で、番組内では“木村家のレシピ”が再現されていた。

「ビオセボンはオーガニック食材をメインに扱うスーパーで、イオンが2016年に設立し、同年に東京・麻布十番に1号店がオープン。現在は東京と神奈川に約20店舗ほど展開しており、一般的なスーパーより価格は高めの商品ラインナップということもあり、メインの顧客層は健康志向で比較的経済的に余裕のある人々でしょう。店舗立地からも、ビオセボンがそうしたユーザー層を意識していることがうかがえます。ちなみに社長の岡田尚也氏は、イオン創業家出身でイオン会長の岡田元也氏の長男です」(流通業界に詳しい記者)

 そんなビオセボンの「アラビアータソース」の販売価格は295g入りで646円(税込/以下同)。たとえば一般的なスーパーで売られているカゴメ「アンナマンマ アラビアータ」(330g)が363円なのと比較しても、割高な商品だといえるが、放送後から自社通販サイト上では「在庫なし」の状態が続いている。

 また、タバスコ「ガーリックペッパーソース」も瓶入り(150ml)がアマゾン上で「在庫切れ」となっているが、都内の飲食店の厨房で働く男性はいう。

「赤い色が目立つガラス瓶でお馴染みのタバスコはスーパーや飲食店でもよく目にするものですが、キムタクが紹介していたのは、通常のモノではなくガーリック入りのものですね。また、このアラビアータソースはオーガニックということもあり、同類の商品のなかでは高価格帯といえ、やや辛さが強いものだと思われます。番組内でキムタクはほかにも、キムチやラー油、わさびを使ったレシピを紹介したり、アラビアータソースの上にさらにタバスコをかけたりしていたので、辛いもの系が好みなのでしょう」

オリゴ糖、はちみつ梅干し…

 続けて木村は、豚キムチならぬ“牛キムチ”や、はちみつ梅干しとわさびを混ぜた「めんつゆ」で食べる「そうめん」、ポン酢とラー油を混ぜたタレで食べる餃子鍋を披露し、お気に入りの品として冒頭の「美濃 特選味付ぽん酢」を紹介していた。ネット上では牛キムチで白砂糖の代わりにオリゴ糖を使い、自宅に白砂糖をストックしていないと明かしたことも話題を呼んでいる。

「白砂糖と比べ、オリゴ糖は一般的にカロリーが少ないので太りにくく、さらに体に良いといわれています。また、料理に使うと、よりまろやかなで自然な甘さを出すことができます」(同)

 木村といえば、2001年に放送された連続テレビドラマ『HERO』(フジテレビ)内で着用していたダウンジャケットと同じ商品が売切れになるなど、身に着けた物やヘアスタイル、ファッションなどがブームとなる“キムタク効果”を何度も起こしてきたことで知られている。また、バラエティ番組『SMAP×SMAP』(同)や『グランメゾン東京』(TBS系)で料理の腕前を披露するなど、以前から料理上手の面は知られていたが、そうした要素が重なり、再び“キムタク効果”が生まれているということだろうか。

「『グランメゾン東京』では実際にキムタク本人が料理していたシーンも多く、腕前はプロ並みという評判もあります。今年の正月にも明石家さんまと共演した『さんタク』(フジ系)内で手の込んだ『おせち』をつくって話題になっていましたね。ただ、一般的にテレビで紹介された商品が放送直後にバカ売れするケースはザラにあるので、今回も“キムタクだったから”といえるのかは、なんともいえません。ただ、ここまでキムタクがプライベートな面を具体的に明かすのは珍しいので、貴重な回になったといえるのは確かでしょう」(テレビ局関係者)

 ちなみに木村の“料理玄人”度合いについて、前出の飲食店勤務の男性はいう。

「エメンタールチーズなんて普通の飲食店でもそんなに使うものではないし、それ以外にも番組で紹介されていた食材はどれも料理好きじゃないと選ばない“ちょっと普通じゃない”商品ばかり。また、『そうめん』のつゆに『はちみつ梅干し』を入れるなんて、よほどのこだわりですよ。個人的には牛キムチの仕上げの段階でオリゴ糖を入れていた部分なんかが、“よくわかってるな”と感じました。最後のほうで甘みを入れたほうが肉のうまみが引き立ちますので。ちなみに、ハーブ類やコショウなどのスパイス系も、風味を壊さないために料理の最後に添える料理人もいます」

 ステイホームの日々が続くが、たまには自宅で“木村家のレシピ”を再現してみるのもいいかもしれない。

(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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