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つまり「TOBのやり方は王子製紙を反面教師とし、下限はダノンに学べ」なのか。
PGM対アコーディアも、ダノン対ヤクルトも、ともに現在進行中の案件である。片や、いきなりTOBをかけて敵対的な雰囲気が漂っていて、片や、「大人の交渉」で粘り強く合意を探っている、という違いはあるが、持株比率と経営支配の問題を考えるという意味でも、日本のM&A史に新たな1ページが書き加えられるかどうかという意味でも、非常に興味深い。
(文=寺尾淳/ファイナンシャルプランナー ライター)
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