ソフトバンク、完全なる誤算 世界戦略の要が「お荷物」化 容赦なき介入で再建断行

 今回の決算発表で孫氏は「2年後には経営を大幅に改善する」と、スプリントの経営改善に自信を見せている。スプリントはソフトバンクより会員数が多く売り上げも大きいだけに、経営改善さえ進めば得られる利益が大きいと孫氏は判断し、売却ではなく自主再建という道を選んだ。

 TモバイルUSの買収断念で一時は自信を失ったソフトバンクGだけに、積極的介入による再建には強い自信を示している。その自信が成果につながるかどうかは、今後2年間の取り組みに大きくかかってくるだろうし、その間スプリントがどのような施策を打ち出してくるかは、大いに注目されるところだ。
(文=佐野正弘/ITライター)

営業費用の削減を進め、利益が出る体制をつくり上げる取り組みは、すでに進められている

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