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ちなみに急速充電が可能なPHVは、三菱アウトランダーPHEVと今冬に発売になるプリウスPHVだけである。最近、怒涛の勢いで輸入されているドイツを中心にしたヨーロッパのPHVは、いずれも急速充電はできない。
1カ月の燃料代は840円
満充電の8.8 kWhの充電をすると、30A契約で、月に300kWh使う家庭の場合、東京電力だと電気代はおよそ220円である。これで60km走れるから(JC08モード)、1km当たりの燃料代(=電気代)は3.36円となる。深夜電力契約をすると、約半分の1km当たり1.68円だ。
通勤距離が往復で1日40kmの場合の燃料代は、1日67.2円である。1カ月に500kmをEV状態で走り、深夜電力契約で充電すると、1カ月の燃料代は840円となる。ガソリン代が1L当たり110円とすると、リッター20Kmの中型HVで、1km当たり5.5円。リッター40kmも走るプリウスHVの最高燃費車では、1km当たり2.75円である。
どれを選ぶかは、ライフスタイルと充電が好きか嫌いかによるのだが、CO2排出量には違いがある。
(文=舘内端/自動車評論家、日本EVクラブ代表)
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