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転身を可能にしたのは、日米のヤフーがあったからこそ。ブロードバンド事業で有名になったヤフーの名前を使わない手はない。ヤフーBB(社名はソフトバンクBB)としてヤフーの冠をつけて事業を展開した。保有していたヤフー株の売却、同株を担保にした銀行からの借り入れ、ヤフー・ジャパン株の売却で手にしたキャッシュがブロードバンド事業の軍資金となった。日米のヤフーなくして、今日のソフトバンク、孫正義社長はなかった。
そのヤフー・ジャパンが岐路に立たされている。ヤフーが保有しているヤフー・ジャパンの株式を、首尾よく買い戻せるのか。同社は一番高い値段をつけたところに株を売却する気だから、ハゲタカ・ファンドが大株主になる可能性だってゼロではない。折りもおり、ヤフーは保有する中国の電子商取引大手、アリババ・グループ株式の半分を総額71億ドル(約5630億円)でアリババに売却すると発表した。ヤフー・ジャパン株式の行方と停滞した始めた業績が孫正義氏を悩ますことになる。
(文=編集部)
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