ユニクロ、中年男性でも絶対に失敗しない「今買うべき」商品5選…驚異の収納力

　国内で約800店舗、海外ではその倍近い約1500店舗を展開しており、今や日本のみならず世界のファストファッションシーンで注目を集めている「ユニクロ」。4月4日に運営元のファーストリテイリングが発表した、ユニクロの3月の国内既存店（直営店・EC含む）売上高は前年同月比でマイナス10.7％と低調で、前年割れは8カ月も連続している。既存店客数も前年同月比でマイナス15.8％となっており、こちらも4カ月連続で前年を下回っているのだ。

　このように直近の業績はやや不調のようだが、ベーシックなデザインで素材にこだわったユニクロ服は多くの人に受け入れられており、今春もクオリティの高いアイテムが数多くリリースされている。そこで今回は「この春、買うべきユニクロの服5選」をリストアップし、ファッションライター経験もある恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地氏に、おすすめポイントを解説してもらった。

　今回、以下の5つを基準として選定した。

・ファッションビギナーでも比較的に着こなしやすいこと

・難易度の高い“最先端のおしゃれ”は目指さないこと

・“ダサい”と思われるぐらいなら無難な着こなしにすること

・女子ウケが良く“ちょっとおしゃれ”と思われること

・無理に若ぶるのではなく、年相応に大人っぽく見られること

ポケッタブルUVカットパーカ（3Dカット）／3990円（税込、以下同）

　ハリのあるナイロン素材を採用しており、UVカット機能付きでポケッタブル仕様のスポーティなパーカ。カラーバリエーション（カラバリ）はグレー、ブラック、オレンジ、グリーン、ブルー、ネイビーの6色展開。

「春先のスポーツシーンやアウトドアシーンで活躍する薄手のパーカですが、デザインも洗練されているのでラフカジュアルに決めたいときに重宝するでしょう。左脇の内側に収納袋を付けるループが付いているなど、ちょっとした部分の機能性にもこだわっているのがさすがですね。ポケッタブル仕様だから、肌寒いときは羽織って暑いときは脱いで小さく収納しておけるので、良い意味で“雑に扱えるトップス”。それが“買うべき”理由になっていますね」（堺屋氏）

ユーティリティ パーカ（カラーブロック）／4990円（※値下げ後価格）

　カジュアルなシーンからアウトドアのシーンまで、さまざまなシチュエーションで活躍するパーカ。バイカラーになっており、カラバリはブラック×グレー、オリーブ×ライトブラウンの2色展開。

「機能性の高さはもちろんなんですが、一番の“買うべき”理由は見た目がかっこいいところですね。身頃上部＋腕と身頃下部を色分けしたバイカラーデザインがスタイリッシュなので、あえてアーバンコーデに取り入れてもいいぐらいです。表地は雨水をはじく耐久撥水機能が付いているので、バーベキューなど天候が気になる春先のアウトドアレジャーにぴったりでしょう。また、表のパッチポケットやファスナーポケットだけでなく内ポケットもあって、ポケットは合計5つ。手ぶらで出かけたい派の人にとっては、この収納力の高さは魅力だと思います」（同）

インディゴカーディガン（長袖）／3990円

　インディゴ染めの裏毛素材にウォッシュ加工を施したカーディガン。ゆったりしたオーバーサイズシルエットで、カジュアル感のあるスプリングアウターとなっている。カラバリはライトブルー、ブルーの2色展開。

「要するにデニム生地っぽい風合いのカーディガンなので、ファッションに個性的な変化を与えられるアイテムです。ただ、そこまで見た目は攻めすぎてないので、ファッションビギナーの方が“ちょっとオシャレ”な雰囲気を出すのに、ちょうど良い匙加減のデザインでしょう」（同）

エアリズムコットンクルーネックT（半袖）／990円

　表側がコットン100％となっており、ドライ、接触冷感、抗菌防臭、吸湿・放湿などの快適機能が満載のTシャツ。カラバリはホワイト、グレー、ブラック、レッド、ナチュラル、オリーブ、ライトブルー、ブルー、ネイビーの9色展開。

「これぞシンプル・イズ・ベスト。奇をてらわない無地の王道Tシャツで、価格もアンダー1000円とリーズナブルなので、買って損はないアイテムです。カラバリが9色と豊富なのもポイントで、自分好みの色や自分に似合う色が見つかるでしょう。色選びさえ間違えなければ誰でも着こなせると思うので、春アウターのインナーとして着るのはもちろん、暑ければアウターを脱いでこのTシャツ1枚で過ごしても大丈夫です」（同）

ワイドフィットジーンズ／3990円

　股上は深めで、ゆるやかにテーパードを効かせているのがポイントのワイドジーンズ。カラバリはライトブルー、ブルー、ダークブルーの3色展開。

「ゆったりしたサイジングで穿けるジーンズになっているので、ワークテイストのコーデが好きな方は“買うべき”一本。今の季節（春）を考えると個人的にはライトブルーがおすすめですが、ブルーもダークブルーも円熟味のある色味でかっこいい。同色のGジャンと合わせたりパーカと合わせたりすると、ラフ＆タフなスタイリングにできると思います」（同）

　ユニクロのアイテムは生地や機能性にこだわっているものが中心で、基本的にコストパフォーマンスが優秀な服が多い。しかも近年は程良く攻めたデザイン性のあるアイテムも増えているため、ファッションビギナーの中年男性がちょっとオシャレを意識したいときに、ユニクロはちょうどいいのだ。今回の記事を参考に、ぜひ今春のユニクロでの買い物を楽しんでいただきたい。
（文・取材＝A4studio）

※情報は2022年4月8日現在のものです。