世界的再編の波に1周遅れでやっとエントリー……
東証、大証の統合会社・日本取引所グループは前途多難
日本取引所グループができても、しばらくは東証1部と2部、大証1部と2部、新興企業が上場しているマザーズ(東証)とジャスダック(大証)はそのまま残る。東証と大証が運営する各市場の再編は数年後になる見通し。そうでなくても、中国の経済成長率を考えれば、アジアの核が香港取引所になるとの見方が有力。東証、大証は日本取引所グループができたからといって、安閑としてはいられない。
(文=編集部)