五輪効果もなく、営業譲渡・閉鎖が進む“ぜい肉”事業
コナミ、サントリー…大手が参入フィットネスクラブは総崩れ?
それを乗り越えた先に、どんな展望が開けるのだろうか?
それとも、何も展望が開けないままフィットネスクラブ業界は衰退していき、日本のスポーツ界は、オリンピックに出場するひと握りのワールドクラスのエリートアスリートと、彼らを応援するだけで自分では体を動かさないその他大勢の国民に、二極分化していくのだろうか?
そうやってスポーツの裾野が狭くなると、キラリと光る逸材を見つけるのは難しくなり、オリンピックで獲得するメダルは減っていくのだが……。
(文=寺尾淳/フィナンシャルプランナー)