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iPS細胞関連銘柄の株価が乱舞。儲かったのは誰だ?

動物実験の企業も高騰 iPS関連銘柄バブルで兜町が祭に!

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 京都大学のライセンス管理会社「iPSアカデミアジャパン」を経由してライセンスを供与されている非上場企業はリプロセルのほか、「ディナベック」「ユニーテック」などがある。ディナベックの株主は協和発酵キリン。医学生物学研究所はディナベックと提携しており、ディナベックが開発したiPS細胞作製用ベクターキッドを扱っている。これを材料視して医学生物学研究所の株価もすっ飛んだ。

 iPS細胞から目の細胞を作製して患者に移植し、加齢黄斑変性を治療する臨床研究が13年度にも始まる。それまでは、早い者勝ち。自ら夢を語って暴走機関車に飛び乗ったものがもうかる構図は変わらない。

 だから兜町では日替わりメニューで新しいバイオ銘柄が登場し、最初に飛び乗った目先筋が大勝利する状態が、これからもしばらくは続きそうだ。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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