消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
来店客の半数は女性
また、「若者に日本酒を楽しんでもらいたい」というコンセプト通り、来店客は20~30代が中心で、その約半数は女性だという。“若者の酒離れ”が叫ばれるようになって久しいが、まだまだ需要があるということだろうか。
「今まで日本酒はかしこまったお店や、あまり若者が行かないようなお店に置いてあることが多かったと思います。当店はカジュアルな雰囲気にしているので、若いお客様も数多く来店してくださいますし、むしろ若い方のほうが『いろいろな日本酒を飲んでみたい』と意欲的です。店舗を立ち上げてみて、若者にも日本酒の需要があることがわかったので、いつか全国各地にも店舗展開できればと考えています」(同)
日本酒の輸出額は年間100億円を突破し、10年前の約3倍になっていることからもわかるように海外ではブームになっているが、日本では一部の銘柄ばかりがメディアで持ち上げられ、日本酒全体がブームになっているとは言い難い。しかし「KURAND~」のように、若者が日本酒に興味を持つような仕組みを作っていけば、国内でもブームが到来するのかもしれない。
(文=千葉雄樹/A4studio)
Business news pick up
RANKING
23:30更新関連記事
2024.11.21 18:05
2024.11.21 18:00
2024.11.20 22:21
2024.11.20 20:41