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チャレンジより経営優先か......日清食品がクレーム殺到で「不倫発言CM自粛」の背景にある深い内情?

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「AC photo」より

 日清食品が、定番商品「カップヌードル」CMの放送中止を発表した。クレームが殺到したからという理由だ。

 CMのタイトルは「OBAKA's UNIVERSITY」。ビートたけしが学長を務める大学で、矢口真里、小林幸子、新垣隆氏など世の中を騒がせた人たちが自虐ネタを披露するという内容だったのだが、ネットを見る限り、矢口真里への批判が大半の様子。

 矢口がCM内で自身の「不倫」をネタにしたことが視聴者の逆鱗に触れた。最近はベッキーに乙武洋匡氏など不倫スクープの嵐だったのも相まって「不謹慎」と取られたのだろう。

 たかがCMにイチイチ敏感に反応するのもどうなのだと思うのだが、それ以上に不思議なのは日清の対応だ。視聴者からの好感度が低いに違いない矢口に「不倫」を想起させる発言をさせれば、視聴者からどのような反応が来るのかくらい想像に容易いと思うのだが......。

「日清は『皆様に、ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます』と公式サイトで謝罪し、今回のCMが若者へのエールだと語っていますが、CMからはそのメッセージはあまり感じませんね。個人的には不倫をネタにしようが別にいいと思うのですが、『クレームが殺到したからやめた』というのがなんとも弱々しい。だったら最初から冒険しなければよかったのにと多くの人が思ったでしょうね」(記者)

 昨年、37歳にして社長に就任した安藤徳隆氏が注目を集めた。テニスの錦織圭との契約やカップヌードルミュージアムの企画など、クリエイターとしての評価は高い人物だった模様。しかし今回、そのクリエイティブを示すCMで"失敗"してしまう形となってしまった。

「これまでカップヌードルは『hungry?』や『NO BORDER』シリーズなど、そのCMセンスには定評があったんですがね。安藤氏としても経営者になって、コンセプトに明確な意志がありながらもクレームが多数になったことで『まずい』と判断したのかもしれません。最近は海外企業の成長や東洋水産など国内のライバルの猛追もあり、決してあぐらをかける状況ではない。売上の大半が国内を占める日清にとって、今回のCMイメージの悪さは非常に手痛かったということでしょう」(同)

 CMがチャレンジングで楽しかった日清食品。「OBAKA's UNIVERSITY」はとりあえず継続するそうだが、今回の出来事をきっかけに、今後挑戦的なCMを見られる機会が減る可能性もあるかもしれない。そうなると残念ではある。

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