ゴーヤチャンプルーの概念を破壊するゴーヤチャンプルー!実は超ヘルシー食品?
男女を問わず糖質制限ダイエットがブームとなり、今やスポーツジムでも減量パッケージを導入するなどダイエットの主流になりつつあります。しかし、1カ月に4キロも5キロも痩せる急激な減量で体調を壊したり、続けられずにリバウンドしてしまうという方も多くいます。
たんぱく質や脂肪、アルコールは制限ナシということで、逆に暴飲暴食をしてコレステロール値が上がったり、肝臓機能が悪くなる。また高齢の方では、骨粗しょう症が進んで骨折や寝たきりになるなどなど、弊害も多数あるようです。
そもそも人間の食の歴史は飢餓の歴史でもあるので、エネルギーを有効に溜めこむ仕組みができています。そこで急激に減量したら体調を壊すのは当然で、身体は飢餓に備えて元に戻そうと戦います。どんなダイエットでも急な減量が、失敗するのはそうした理由です。
病的な肥満者を除くと、減量の王道といわれるのは、1年に3~4キロペースで運動も取り入れながら、数年かけてゆっくりやせることです。
長年の良くない食べ方を改めるのが先決
すでに肥満をしている人は、あまり良くない食べ方が長年続いた結果といえます。年齢は中年なのに20代と同じように食べている、おやつや酒、清涼飲料水で多くのエネルギーを消費している、毎食ごはんを2杯以上ドカ食いするなどです。
そんな方は、糖質ダイエットをしなくても、上記の悪習慣を改めるだけで体重は減っていきます。また、1日に1~2食だけに糖質制限を取り入れるというのもよい方法です。
ゴーヤチャンプルーは、豆腐の植物性タンパク質、豚肉と卵の動物性たんぱく質とトリブルでたんぱく質が摂れますし、ゴーヤのビタミン・ミネラルも含んだ、いわば1品バランス食です。カロリーも食材費もそれほど高くないので、やや食べすぎても安心。サラダやごま和えなど野菜料理を添えるとなお良いでしょう。
【材料:4人分】
ゴーヤ…1本
豚ばら薄切り肉…200g
木綿豆腐…1丁
溶き卵…2個分
サラダ油…大さじ2
調味料A しょうゆ…大さじ2、塩・こしょう…各少々
【つくり方】
1.ゴーヤは縦半分に切ってスプーンなどで中の種を取り除き、薄切りにする。
2.豚肉は食べやすい大きさに切る。木綿豆腐は水切りをして食べやすい大きさに手でほぐす。
3.フライパンにサラダ油を熱して2の豚肉を炒め、色が変わったら1のゴーヤ、2の豆腐、溶き卵を順に加えて炒め合わせ、Aの調味料を加えて味をととのえる。
(文=食の蔵からレシピニュース編集部)