今も昔も、キャビンアテンダント(CA)という職業は男性からの人気が高い。しばしば雑誌などに掲載される「コンパしたい職業ランキング」でも必ず上位にランクインするほどで、「CAは美人で気立ても良い」というイメージが世間に広がっている。だが、11月に某大手航空会社のCAとコンパをしたという男性が辟易しながら話す。
「20代後半の綺麗な人ばかりで、会自体もすごく盛り上がりました。しかし、最後に驚くべき事態が起こったのです。会計になり、男性8000円、女性2000円という負担配分にしたのですが、なんと1人のCAが『今日、1000円しか持っていない』と言い出したのです」
いくらクレジットカードが普及しているとはいえ、社会人が財布に1000円しか入れていないとは俄に信じられない話だ。厚生労働省の『平成26年賃金構造基本統計調査』によれば、CAの平均年収は、勤続年数8.6年の33.5歳で478万円ほど。20代後半であれば、さらに少ないことが予想され、厳しい懐事情が考えられる。
だからといって、コンパがあるにもかかわらず財布に1000円しか入れてこないとはおかしな話。明らかに男性に全額おごってもらう算段だったことがうかがえる。
「特にビジュアルに長けている女性は、『おごられて当たり前』と思っている傾向が強い。普通の友達や会社の飲み会だったら、『すぐにコンビニのATMで引き落としてきます』と言うでしょう。『1000円しか持っていない』発言には、一緒にいた女性陣も唖然としていました。ただ、女性陣から『貸そうか』という言葉は出なかったですね。『本当に1000円しか持っていないの?』とまでは問い詰めませんでしたが、美人だからといってなんでも許されるわけではないし、せっかく好印象を抱いていたのにがっかりです。しかし、かえって早めに本性を知ることができて良かったです」(同)
「若者の恋愛離れ」までが叫ばれる昨今。「食事は男性が全額おごって当たり前」という女性の身勝手な価値観に辟易している男性が多いことも忘れてはならない。
(文=編集部)