熊本地震で考える、自宅に必須の震災対策グッズ10!電気・水道止まり物散乱…
(4)六角L型バール 19×900mm(バクマ)
バールで物をどかしたり、マンションドアなどをこじ開けるためにあると便利。かなり重たいが避難する際に杖にもなる。重いものをどかすためにも強力に使える。
(5)救難食糧 イーアール9(ER9) SOLAS条約準拠(萬有栄養)
水がない過酷な状況下でも速やかに心身の疲労を回復する目的につくられたもの。SOLAS条約「海上における人命の安全のための国際条約」準拠品。船舶などでは携帯が必須となっています。
(6)踏み抜き防止機能付きインソール軽くて曲がる24.5cm~28.0cm(丸五)
普段ベッドの下に入れておく運動靴ですが、そのままではガラスなどを踏むと切れてしまいますので、踏み抜き防止インソールが必要です。まして、外に出る場合は何が道に落ちているかわかりませんので必要です。
物で手をけがしないように前腕部まで保護します。家の中はガラスなどでとても危険な状態ですので、普通の軍手ではなく、耐熱で袖長のタイプが良いです。運動靴の中に入れておけば安心です。
(8)粉末タイプ簡易トイレ強力凝固・消臭剤400 CH888(アズマ工業)
いわずと知れた必需の汚物凝固剤。セット物もありますが、凝固剤とビニール袋があればなんとかなると考えられます。
(9)ソーラーチャージャー 折りたたみ式ソーラーパネル USB 充電器15W(RAVPower)
持ち運びができる急速充電可能なソーラーパネル。晴天であれば数時間で充電が可能。スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリー対応のソーラー充電器。もともとアウトドア用途として開発されたものです。とてもよくできています。
(10)FM/AMハンディーポータブルラジオ ICF-51(ソニー)
単3電池1個で動き、FM広域帯で最近始まったAM放送も聞けるワイドバンド仕様。デジタル液晶でワンタッチではなくあえてアナログ形式の単純ラジオなので、情報収集ができる。
もちろんこれらに加えて、たくさんの物を揃えるとよいのだが、きりがなくなってしまうため今回は厳選して紹介してみました。できれば、リュックに白色布ガムテープと油性太字フェルトペンを、止血・伝言記載用として入れておくとよい。ぜひ、万が一のときに備えて、用意してみてはいかがだろうか。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)