熊本地震で考える、自宅に必須の震災対策グッズ10!電気・水道止まり物散乱…
「震災は忘れた頃にやってくる」といわれるように、今月発生した熊本地震を受け、今回は自宅に備えておいたほうがよいと思うもの10個を挙げてみました。
震災時の対応方法については平時より家族の間で、即時撤退のAプラン、しばらく自宅にいられるBプラン、自宅を離れるCプランなどプラン別にチェックしておくべきです。震災発生時に家族と連絡が取れないことを想定して、避難場所などの取り決めも必要です。
政府の中央防災会議が発表している東京湾北部マグニチュードM7.3想定において復旧に要する日数は、電気6日、ガス55日、水道30日、通信14日です。2011年の東日本大震災クラス(M9)だとどうなるか予測不可能ですが、政府は最低でも3日分の備蓄をするように呼びかけています。
・農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」
真夜中に停電したときを想定して、停電したら電源が作動して明かりがつく優れものです。廊下や各部屋に1個つければ安心です。
(2)FRP製ヘルメット 遮熱タイプ 通気孔付 SC-11FVHRA-KP-W(ミドリ安全)
頭を保護する重要なヘルメット。最初に素早くかぶる必要があります。ただ、携帯するのは困難なので家にいるときだけとなりますが、通常のヘルメットと違い車やボートなどに使用されている強固なFRP素材なので遮熱性、耐候性に優れていて、高反射塗装+通気孔がヘルメット内部の温度上昇を抑え、快適な状態を保ちます。長い時間つけるならこのくらいの性能があったほうが良いです。せっかく買うならFRP製がお勧めです。折りたたみヘルメットもありますが、普段携帯するのは大変です。
(3)非常用持ち出し袋36点セット リュックタイプの防災セット(HIKARI-HA)
財布や印鑑や通帳などを、バッグに素早く入れられるグッズです。念のため家族全員の写真を貼り、裏に名前、生年月日、血液型など詳細を記載すると良い。中身は以下の通りで、とても充実しています。
・災害時“緊急対策”ハザードマニュアル、非常用持ち出しリュック、手回し充電ラジオライト(携帯電話充電機能付)、緊急モバイルチャージャー、小型LEDランタン、単3乾電池(4本)、カンパン、保存食、保存水(3本)、非常用給水パック、携帯用トイレ(2回分)、トイレの凝固剤(10個)、ポリ袋(10枚)、防じんマスク(2枚)、防煙フード、カイロ(2個)、軍手、笛、ロープ、冷熱遮断エアーマット、レスキュー簡易寝袋、歯ブラシ(2本)、レインコート(男女兼用1組)、レスキューシート、ポケットティッシュ(2個)、除菌用ウェットティッシュ、三角巾、爪切り、エチケットハサミ、耳かき、毛抜き兼ピンセット、爪ヤスリ、キズテープM(3点)、カラー綿棒(10本)、ワンタッチ包帯、コットンパフ(3個)、消毒スプレー