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そして、万が一感染してしまった場合は、しかるべき医療機関で「適切な処置を受けてほしい」と尾上氏は語る。
「40歳以下の若い医師には梅毒患者を診察した経験がない人も多い。そのため、なかには誤った診察をして治療を遅らせてしまうケースもあります。戦前と違い、現在の梅毒は初期段階で治療をすれば必ず完治する病気です。感染拡大を防ぐには、産婦人科、皮膚科、泌尿器科などの医師たちが梅毒の初診に対して適切な処置を行うことが重要となるでしょう」(同)
梅毒はもはや「過去の性感染症」ではない。この病気を再び大流行させないためには、一人ひとりの意識の向上こそが最良の対策となるのだ。
(文=森江里子/清談社)
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