池内ひろ美「男と女の問題を斬る」

女性が「豊田真由子議員」状態の場合の正しい対処法…「ごめん」と言ってはいけないとき

「ごめんなさい」が新たな火種となる

 たとえば、待ち合わせの時間までに連絡ができなくて遅れてしまったとき。

 連絡がないことによってすでに彼女は怒りを抱えているため、会うとすぐ彼は「ごめんね」と言いたくなります。「怒ってる?」と尋ねたくもなるでしょう。ところが、そのタイミングでは言ってはならないごめんなさいです。

「ごめんね、って何がいけなかったのか言ってみて」と彼女から問われてしまうと、もうアウトです。「仕事のトラブルで遅れたんだ」と説明すれば、「言い訳しないで」となる。「待たせて悪かったから今日は僕が食事をおごるよ」と言えば、「そんなに軽い話なの? 食事をおごればすむの?」と詰問されるかもしれない。

「君を不安にさせてごめん」と言えば、「私の感情を勝手に決めつけないで。やっぱりあなたはわかっていない」となり、「今日だけでなく、あのときもそうだった。このときも同じだった!」と続きかねない。

 過去の記憶に関して多くの男性は女性の細やかな記憶にかなわないため、彼はあたふたするばかり。そうなると彼女は感情を収めることができなくなってしまう。怒りの火種が次の怒りに火をつけてしまうわけです。

 彼女の怒りを大きくしないためにも、言うべき「ごめんなさい」は早めに伝えることが大切ですね。
(文=池内ひろ美/家族問題評論家、八洲学園大学教授)

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