外で飲み歩くことがはばかられるこのご時世、自宅で飲む機会も増えたことだろう。そこで今回は、幅広い品揃えを誇るヤマダ電機の通販サイト「ヤマダウェブコム」で見つけた、便利な家飲みグッズを5つご紹介する。洗い物の手間がかからないドリンク家電や、食卓にいながら料理が完成する調理家電など、面倒くさがりにピッタリの商品を集めてみた(各種情報は調査時点、価格は税込み)。
タカラトミー ビールアワー 極泡スマート/3062円
暖かい部屋でキンキンに冷えたビールを飲むのは、冬の最高の贅沢。どうせなら、缶から直に飲むのではなくグラスに注いで楽しみたいものだが、自分で注ぐと泡がしっかり立たなかったり、7対3の黄金比で注げたと思ったら、泡のキメが粗くてすぐに消えてしまったり、なんてこともあるだろう。
この商品を缶ビールの胴体にセットすれば、超音波振動によって、簡単にキメ細かく、泡もちのいい泡を楽しむことができる。4大ビールメーカー(キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー)の350ml缶、500ml缶に対応しており、単4形アルカリ乾電池2本で作動する。他社や同メーカーからもビールサーバーの類いは出ているが、ビールが器具の中を経由して注ぐタイプはメンテナンスが大変だ。
この商品は缶から直接注がれるので、器具そのものは汚れない点が魅力的だ。ストレスなしでクリーミーな泡のビールをおかわりしたい人に、おすすめの商品だ。
テスコム 酒燗器/3980円
日本酒の熱燗をつくる際、湯煎だと温度調節が難しいし、「電子レンジでチン」は風情に欠ける上にお酒の風味も飛んでしまう。この商品は本格的な陶磁器製の徳利を採用し、お酒をじっくり温めるので冷めにくく、風味を引き立ててくれる。スライド式レバーで無段階温度設定が可能なので、ぬる燗から熱燗まで、自分の好みの温度で楽しめる。さらに、徳利には大きな持ち手が付いているため、お猪口に注ぐ際にも安心だ。
電源コード式の卓上タイプのため、キッチンを往復することなく、食卓やこたつで最適な温度のお酒をいつまでも楽しめてしまう。徳利は1合から2合半まで対応しており、毎日の晩酌にも数人で集まる席でも活躍すること間違いなし。飲み過ぎに注意した上で、寒い季節にぜひ活用したいアイテムだ。
ビタントニオ コードレスマイボトルブレンダー/3896円
家飲みでは、ノンアルコールの飲み物がお茶やジュースなどワンパターンになってしまいがち。変化球として、居酒屋やバーで提供されるようなノンアルコールカクテルに挑戦したいところだが、自分で再現するのは至難の業だ。そんなとき、この商品を使えば、果物や野菜を使ったフレッシュなスムージー風カクテルドリンクが簡単に完成する。
好みの材料と水分を入れてブレードをセットし、本体のボタンを押すと攪拌がスタート、40秒で自動停止する安全設計だ。本体はUSB充電式で、約2時間のフル充電で約10回使用可能。ブレンダーとボトル一体型で、飲み物をつくったボトルでそのまま飲めるから、洗い物から片付けまで楽チンだ。オフィスでふわふわのアイスカフェオレを楽しむもよし、ジムのトレーニング後にプロテインを摂取するもよし。マルチに使えるこの1台で、朝から晩までドリンクライフがガラリと変わるに違いない。
ドウシシャ もくもくクイックスモーカーS/3037円
ちょっと特別なおつまみを用意したいなら、この商品がおすすめだ。ドーム状の小型燻製器で、本体のほか、レシピと約3回分の燻製チップが付属されている。敷き詰めた燻製チップの上に食材を載せた皿をセットし、市販の固形燃料で加熱するというシンプルな仕様だ。上からフタをかぶせることで、ある程度煙を閉じ込めてくれるので、部屋が煙たくなりにくいという特徴がある。
家庭用燻製器の中には、大型で手入れが大変なもの、火加減調節の手間がかかるもの、ご近所迷惑レベルに煙がたくさん出るものなどがある。また、コンロを使用するタイプはIH非対応だったり、時間のかかる燻製器がコンロを占領してしまって他の料理がつくれなかったりと、何かと不便だ。どこでも使えてテクニックも不要の本製品なら、気負わず日常的に、ひと手間かけた燻製食品を楽しめることだろう。
岩谷産業 炉ばた焼き器 炙りや/5980円
この商品は、網焼きと串焼きの両方に対応したカセットガス式の炉ばた焼き器。一般的なカセットコンロとは一味違い、ガスの直火焼きではなく赤熱させた輻射板から発せられる熱を使うため、食材をムラなくおいしく焼ける上、弱火から強火まで無段階の火力調節が可能。焼き鳥、海鮮焼き、焼肉など、食材に合わせた焼き方ができる。
使う場所を選ばないので、食卓はもちろん、ベランダや庭で苦労せずにプチバーベキュー気分を味わいたいときにも重宝する。今の季節、切り餅を焼くにしても、コンロだと味気ないし、七輪だと仰々しい。そんなとき、絶妙な“第3の焼き器具”として、この商品を選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
風情と実用性のいいとこ取りを叶えてくれるグッズをヤマダ電機でゲットして、家飲み時間を充実させよう。
(文=清談社)