昨冬(2019年12月~20年2月)は全国で記録的な暖冬となった。今冬は平年並みの寒さだというが、昨年が暖かかっただけに、一段と寒く感じやすいだろう。
新型コロナの流行により、相変わらず家で過ごす時間が長くなっている今年の冬は、リラックスタイムも兼ねて“バスタイム”を充実させてみてはいかがだろうか。今回はフリマアプリの「メルカリ」で見つけた、冬のバスタイムをグレードアップさせてくれるアイテムを5つ紹介する(各種情報は調査時点)。
NEWおんぱち
この商品は、ユニークなバスグッズを数多く取り扱うドンキーボックスから販売されている防水スピーカーだ。防水はもちろん、他にもうれしい機能が備わっている。
最大の特長は、一般的な防水スピーカーと違って電池が不要ということ。中にスマホを入れ、イヤホンジャックにコードを挿すだけでスピーカーとして使うことができる。スマホ本体を覆うような構造になっているので、濡れた手で画面を触り、操作することも可能だ。そのため、音楽や動画のセレクトのたびにタオルで手を拭いて画面を触るという手間もいらなくなる。
接続方法がアナログなためか、価格は防水スピーカーとしては低め。しかも、メルカリでは定価の半額以下で出品されていることも多いので、お得に手に入れることができる。長風呂のお供はもちろん、キャンプやプールなどの幅広いシーンで活躍してくれるだろう。
Aroma de Bath
ビジネスパーソンの中には、パソコンやスマホの画面の見すぎで慢性的な眼精疲労に悩まされている人も多いはず。そんな人に試してみてほしいのが「闇風呂」だ。闇風呂とは、浴室内を真っ暗にして湯船に浸かる入浴法のこと。湿度の高さによるサウナ効果で眼精疲労を緩和し、暗くすることで自律神経を休ませる効果もあると言われている。
ただし、完全に真っ暗にしてしまうと浴槽から出るときに足元が見えずに滑ってしまったり、うっかり寝てしまったりという危険性も。そこで、浴室内をやさしく照らしてくれるライトを置くのがおすすめだ。
この商品は、やさしいLEDの光で浴室を照らしてくれる上、アロマポットとしても使えるので、よりリラックス効果を高めてくれるだろう。もちろん、ライトやアロマポットのみで使うことも可能だ。置いて使うだけの商品なので劣化も少なく、中古でもきれいな品物が手に入りやすい。
ルルド リボンクッション ウォータープルーフ
頑固な肩こりや腰痛は、多くのビジネスパーソンの大敵。湯船に浸かって血流を良くすれば少し緩和されるが、よりしっかりとコリや痛みをほぐしたいという人にはマッサージ機の使用がおすすめだ。数多くのマッサージクッションを販売しているルルドの「リボンクッション」は浴室でも使えるウォータープルーフ仕様なので、毎日のバスタイムをさらなるリラックスタイムへと格上げしてくれるはず。
マッサージ機としての性能も申し分なく、バイブレーションの細かな振動がじんわりと痛みやコリにアプローチしてくれる。メルカリでは定価3800円の商品がなんと1000円台で購入でき、室内でも浴室内でも使えるので、コスパも抜群だ。
ただし、リボンのデザインがかわいらしいため、気恥ずかしく思う男性もいるだろう。とはいえ、メルカリで買って自宅使用なら誰にも見られる心配はないし、ネイビーカラーをチョイスすれば、ファンシー感を多少は抑えられるかもしれない。
小型セラミックファンヒーター
冬場の脱衣所は寒く、浴室との寒暖差でヒートショックを起こしかねない。そうでなくても、せっかく温まった体が急速に冷えてしまうのは誰だって避けたいものだ。この商品を設置すれば、それらの悩みが解消されるだろう。
ひとつ目の利点は、小型なので価格が安く、場所を取りすぎないこと。その分、出力が弱めになってしまうが、一般的な広さの脱衣所であれば問題ないだろう。2つ目の利点が軽量であること。持ち運びやすいため、使用後の片付けはもちろん、シーズンを過ぎた後の収納も簡単だ。
小型・軽量の暖房器具なら「電気ストーブ」という選択肢もあるが、脱衣所で電気ストーブを使用するとタオルやパジャマに引火する恐れも。脱衣所に置く暖房器具は、安全で性能もバッチリなセラミックヒーターが最適というわけだ。
湯わかし太郎
中には、風呂に追い焚き機能が付いていないというケースもあるだろう。そんな場合は、「湯わかし太郎」という加熱&保温ヒーターが便利だ。
使い方は簡単で、電源を入れて浴槽に沈めるだけ。10Lのお湯なら、10分で10℃も温度を上げてくれる。温度調節機能付きで漏電ブレーカー内蔵、耐腐食性や耐久性に優れるなど、機能面も申し分ない。
定価は2万4000円前後と高額だが、メルカリでは1万2000~1万5000円と1万円近く値引いて販売している人も多い。こうしたお得な出品物は即売れてしまうので、見つけたら早めに購入することをおすすめする。自分が使わなくなっても、価格設定さえ慎重に行えば買い手がつくのは早いはずなので、「ダメだったら売ればいいか」という心持ちで買ってみてもいいかもしれない。
温泉やスパなどに行きづらい今、こうしたアイテムの力を借りて“おうちバスタイム”を充実させることで、心身共にリラックスしてみてはいかがだろうか。
(文=清談社)