リモートワークが普及した今、ホッと一息つけるドリンクは仕事のストレスを緩和してくれる清涼剤。とはいえ、毎日のようにカフェなどに通って仕事をするのは出費を考えると経済的ではない。そこでおすすめなのが、近頃人気を集めている「無印良品」のインスタントドリンクやティーバッグだ。
無印良品といえば、シンプルで品質に優れた商品を多く取り揃えていることで支持されているブランド。同店を展開する良品企画が発表した2020年2月の月次概況によれば、オンラインストアを含む直営全店の売上高は前年同月比で125.6%と、コロナ禍をものともしない好調ぶりを見せている。
そこで今回は、そんな無印良品で販売されているインスタントドリンクやティーバッグのなかから、とりわけ高い評価を受けている5商品をピックアップ。仕事中の気分転換や日常のリラックスタイムで味わってみてほしい。
好みの濃さで味わう ルイボスジンジャーチャイ/350円(税込、以下同)
ルイボスとインドの定番ドリンクであるチャイが組み合わさったドリンクが、この「好みの濃さで味わう ルイボスジンジャーチャイ 120g」。
粉末をお湯に溶いてつくるタイプのドリンクで、1杯の目安は17gとなっているが粉の量によって味が自由に調節できることが特徴だ。ちなみに1杯17gだと約7杯分つくれるため、1杯50円で飲める計算。コスパも良好である。
ルイボスティーには人体に必要なミネラルや、細胞の老化を早める活性酸素を除去する働きを持つSOD様酵素、抗酸化作用が強いポリフェノールが豊富に含まれているため、体質改善に効果があるとされている。紅茶と違ってカフェインが入っていないため、カフェインを控えたいときでも気にせず飲めることもうれしいポイント。
当然ながら味も絶品で、ジンジャーのスパイシーさとほっこり甘いコクのあるミルクの風味がクセになる美味しさで、華やかな香りも感じられる。また、アイスで飲む場合は冷水だけでなく、牛乳を適量加えることでより本格的な味わいを楽しむことも。
好みの濃さで味わう 柚子はちみつ/350円
こちらの「好みの濃さで味わう 柚子はちみつ 100g」はティーではないが、ぜひ紹介したい。粉末状になっているため、1杯の目安である14gから量を調節して好きな濃さで楽しめることが特徴。
14g当たりのエネルギーが56kcalと低めなので、カロリーを気にしている方にもおすすめだ。また、14gだと約7杯つくれるため単純計算すると1杯約50円。コスパも優れた商品といえるだろう。
柚子果皮とレモン果汁による爽やかな香りと味わい、はちみつによる甘さのバランスが絶妙で、カフェなどで販売されているような同様の商品と遜色ないほど高いクオリティとなっている。お湯だけでなく水でも溶けるため、ホッとでもアイスでも楽しめるのだが、炭酸水や焼酎などのお酒と合わせても美味しいので、さまざまな飲み方で楽しめるのもうれしい。
日向夏グリーンティー/390円
緑茶に日向夏が合わさった「日向夏グリーンティー 14g(1.4g×10袋)」は、柑橘類ならではの爽やかな香りが楽しめるドリンクとして評価されていて、茶葉が抽出しやすい三角錐型のティーバッグとなっている。
緑茶らしい甘みのないあっさりとした飲み味で、うっかり茶葉を入れっぱなしにしても渋くならないので、忙しい仕事のお供としても、食事時の飲み物としてもおすすめしたい。また、原材料に鹿児島県産のオーガニック茶葉が使われていることも、健康志向が高い方にとっては安心できるポイントといえるだろう。
1杯約40円なので、こちらもカフェなどでドリンクを注文するよりも格段にリーズナブルである。
オーガニックハーブティー カモミール&オレンジピール/350円
「オーガニックハーブティー カモミール&オレンジピール 13.5g(1.5g×9袋)」は、その名の通り有機カモミールと有機オレンジピールを原材料に使用した商品。
カモミールはリンゴのような甘い香りを持つ花で、乾燥させたカモミールを使って淹れたカモミールティーはリラックス効果が高いことからヨーロッパなどで愛飲されている。そんなカモミールティーとスッキリとしたオレンジピールが合わさり、爽やかさのある飲み味となっているのである。
シンプルでナチュラルなパッケージデザインも、部屋のインテリアを邪魔しないためストックするのにも便利。ノンカフェインなので仕事の休憩時だけでなく、就寝前に飲むのにも打ってつけだ。こちらも1杯約40円計算となるため経済的だろう。
オーガニックハーブティー ジンジャー&レモングラス/390円
この「オーガニックハーブティー ジンジャー&レモングラス 15.3g(1.7g×9袋)」も、原材料に使われているジンジャー、レモングラス、スペアミント、リコリスすべてがオーガニックとなっている。
9袋入りのため1杯40円少々で飲めるこちら。袋を開けた瞬間からレモングラスとジンジャーの爽やかな香りが広がるほど香り高く、実際に飲んでみるとジンジャーの風味がハーブティーの味わいと絶妙にマッチしていて美味しい。
また、長めに茶葉をお湯に浸せばジンジャーのピリピリ感が増すので、気分をリフレッシュさせるのに最適な風味となる。オリジナリティに溢れていて、今回取り上げた商品のなかでもイチオシの商品だ。
ここまで5品のインスタントドリンクやオリジナルブレンドのティーバッグを紹介してきたが、実は写真内で使用している透明のコップもまた、無印良品で販売されている商品。薄いガラス製ながら耐熱性に優れていて、中身のドリンクの色が綺麗に見える見栄えのいいアイテムである。今回取り上げたドリンクと併せて、自分好みのコップなどを探してみると、リモートワーク中のリラックスタイムがより充実するのではないだろうか。
(文・取材=A4studio)