斬新なアイデアが採用された“変わり種フード”。今回は、本来ならあるはずのものを省いた“○○なし商品”を3つピックアップしました。“○○なし”と言われても理解できないかもしれませんが、実際に“麺のないカップ麺”や“チョコがないチョコボール”といったユニークなフードが販売されています。そんな常識を覆した人気商品をチェックしていきましょう。
麺の代わりに大量のワカメが!?
最初に注目するのは、今年4月にエースコックから発売された「わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ/みそ味」(税別193円)。同商品は冒頭でも少し触れたように、“麺なし”を採用した変わり種のカップ麺です。
エースコックのプレスリリースによると、「わかめラー まさかの麺なし」は“わかめ”だけを大量に入れた“やりすぎ”な1杯とのこと。実は昨年にも販売されていた商品で、発売後には「わかめのボリュームが半端ない!」「麺がないのに食べ応えアリ」と話題になっていました。
再登場した“麺なしカップ麺”ですが、味の種類は前回と同じ“ごま・しょうゆ味”と、新たに追加された“みそ味”の2種類。“ごま・しょうゆ味”は魚介の旨味を利かせているのが特徴なのに対し、“みそ味”はカツオだしの旨みを活かしたテイストに。ちなみに、みそ味の開発には人気みそメーカーである「マルコメ」も携わっています。
「わかめラー まさかの麺なし」を購入した人からは「ボリュームたっぷりのワカメがクセになってやめられない」「ニューフェイスのみそ味も優しい味わいで最高においしい」など好評の声が後を絶ちません。
カップ麺選びに悩んだ際は、大量のワカメが入った“麺なしラーメン”にトライしてみてはいかが?
スティック状のおにぎりが「食べやすい!」と話題
「おにぎり」といえば“三角形の白飯に海苔を巻いたもの”が一般的ですよね。しかし、ローソンから発売された「スティックおにぎり」はその名の通り、スティック状に握ったニュータイプのおにぎりです。
形の他にも「海苔を使用していない」というポイントが。実は“海苔なし”を気に入る人が多く、「コンビニおにぎりって袋から出すと、海苔がパラパラと落ちてくる印象。“スティックおにぎり”は海苔がないので、何も気にせずに食べられる」などの声が相次いでいました。
4月には“ひれかつ”に甘めのソースを添えた「胡麻香るソースひれかつ」、とりから揚げに紀州産の梅肉を合わせた「梅しそチキン」(各180円)が新登場。筒状おにぎりの端から端まで具材が詰まっているため、一口目で具材の味わいをしっかりと堪能できます。
購入者からは「ワンハンドで食べやすいのはもちろん、“ひれかつ”のテイストが意外と濃厚でGOOD」「『梅しそチキン』のさわやかな風味がたまらない」といったコメントも上がっています。
「チョコがかかってないチョコボール」が大好評!?
あ、あけちゃった…#チョコボールのなかみ pic.twitter.com/ClDx9UC5Kx
— なずな (@___anone__) May 17, 2021
ラストにピックアップするのは、昨年6月に森永製菓から販売された「チョコボールのなかみ」。“塩キャラメル味”と“塩バター味”(各108円)の2パターンを展開する同商品は、どちらも“チョコがけの工程”を省いているそうです。
チョコがかかっていないピーナッツには、小麦粉と糖蜜をまぶして焼き上げる「おのろけ掛け」という加工が。そもそもチョコレートなどの甘いものを敬遠しがちな男性にも「チョコボール」を楽しんでほしいとの願いから開発された同商品。普通のチョコボールとは違って、おつまみに最適な“塩けのあるお菓子”にアレンジしています。
チョコなしのチョコボールにハマる人は多いようで、「面白半分で塩キャラメル味を買ってみた! 甘すぎずしょっぱすぎないテイストがビールと相性抜群」「普通のチョコボールもおいしいけど、私は断然“チョコなし派”。何回食べても本当に飽きないのが不思議」などの声が続出していました。
「甘さよりも塩けがほしい」と思ったときは、ぜひ「チョコボールのなかみ」をゲットしてみてくださいね。
(文=編集部)
※商品の価格は記事作成時の実売価格です。