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一大美容イベント「Beautycon」、6月に日本で開催!新商品サンプルもどっさり


 日本でも、美容関係のイベントは数多くあるけれど、こんなに一般のお客さんが詰めかけて盛り上がるものを私は知りません。

 4月6日、7日の2日間、アメリカのニューヨーク(NY)市マンハッタンにあるジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターでBeautyconという美容フェスティバルが開催されるということで、実際に行ってきました。

 Beautyconはロサンゼルスで誕生し、このNYで5回目の開催。今回は70ブランドが参加し、開催直前のHPではすべてのチケットがsold out。チケットは一枚50ドルから、VIPルームまでカバーできるチケットはなんと1000ドルなのですが、それも完売。また、参加ブランドの化粧品、800ドル以上の中身を詰めたポーラー・バッグは300ドルですが、それも予約完売というのだから、その人気の高さがわかります。


 参加ブースはアメリカの勢いのあるブランドが中心ということで、日本に入っているような大手ブランドもいくつかありますが、ほとんどが私も初めて耳にした若者向けブランド。お値段もお手頃(そう)ですが、パッケージが本当に可愛いものが多く、思わずあれもこれもと手に取ってしまいます。今回は「beauty & wellness」がテーマで、スキンケア、メイクアップ以外に、ヘアケア、カラーリング剤が大きなテーマとなっているそうで、それらのブースが目を引きました。





 こちらのフェスの特徴は、まずターゲットは10代から20代そして30代前半までの若い女性が中心ということ。それに向けていろいろな趣向が凝らされています。

 まず足を踏み入れると、私でさえ気分が上がるその装飾とキラキラ感。いたるところでインスタ映えしそうなかわいいスペースが用意されています。ブースによってはカメラマンと撮影スペースを用意して、“映え”する写真を撮ってくれます。もちろん、そのスペースはお花に囲まれていたり、現実離れした空間だったり、もちろんメイクもしてくれたりで、そのブース自体がもはやイベントとなっているのです。


 そして、サンプリングや無料のおまけやエコバッグやシールなどのグッズ、人気商品の割引などがどっさり用意されています。特に体験型のブースでは長い列ができるほど。興味深かったのは、サンプリングはしてもそこにパンフレットはつかないので、その商品が一体いくらなのかは、ほぼ不明。いやいや、若い人たちは気になったらすぐに調べてくれるので、むしろ紙を配るのは無粋なのかもしれません。

大高博幸/ビューティ エキスパート

1948年生まれ。美容業界歴、50年超。24歳の時、日本人として初めてパリコレでメイクを担当。外資系化粧品会社数社で、メイクアップアーティスト、美容教育マネージャー、製品開発マネージャーを歴任後、フリーに。現在はコメンテーター、マーケティング & 製品開発アドバイザー、美容セミナー講師として活躍。小学館のwebサイト、美的.comにて美容に関するコラムを連載中。

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