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ヤフオク!の「フリマモード」にご注意を…PayPayとTポイントで商品をお安くゲット

文・構成=清談社
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「ヤフオク!」のトップページ

「ヤフオク!」(以下、ヤフオク)は、1999年にサービスを開始した老舗のインターネットオークションサイトだ。国内初の無料で利用できるインターネットオークションサービスだったが、違法行為や不正、犯罪への懸念から、2001年には有料サービス化。当時は多くのユーザーから不満の声が寄せられた(現在は、一部商品を除き、出品や落札をするだけなら無料)。

 しかし裏を返せば、ヤフオクはそれだけ利用者の安全に気を配っているということ。今年の6月に「チケット不正転売禁止法」が施行されるなど、世間で問題視されているコンサートや舞台、スポーツ観戦のチケットの高額転売についても、2017年の時点で出品・落札の原則禁止を発表している。つまり、運営のトラブル対応能力が高く、安心して利用できるということだ。

 そのように安心感の高いヤフオクは、その名前からもわかる通り、“オークション”サイトである。だが2016年にはヤフオクアプリ限定で、「ワンプライス出品」というサービスを追加した。これは即決価格を設定し、その価格で購入するユーザーが現れれば、すぐに取引が成立するというもの。オークションサイトでありながら、値段を釣り上げていくオークション行為なしで購入できるという機能は、翌年には「フリマモード」として正式に採用され、全デバイスから利用できるようになった。事実上、ヤフオクがフリマサービスへの進出を果たしたということである。

 今回は、そんなヤフオクのフリマモードを利用する際のオススメポイントと注意点をいくつかご紹介する。

ヤフーのサービスならではの「ヤフーかんたん決済」

 ヤフオクはヤフーが提供するサービスのため、落札品の購入には「Yahoo!かんたん決済」がオススメ。「ヤフーかんたん決済」では、PayPayをはじめ、インターネットバンキングなどさまざまなサービスでの支払いが可能だ。PayPayの残高払いなら、PayPayのポイントが1%還元されるのもうれしい。

 さらに、ヤフーかんたん決済は「中古車・新車」「オートバイ車体」「トラック車体」「バス車体」「不動産」など、いくつかの特定カテゴリーを除いては、支払い時にかかる手数料がすべて無料になる。たかが数百円の手数料とはいえ、積もり積もれば相当な額になることを考えれば、手数料がかからないというのは非常にありがtあいサービスといえる。

 また、全国の提携先でためた「Tポイント」が使用できるのもヤフーかんたん決済のみ。Tポイントをためはするものの、なかなか使い道が思い浮かばないという人は、ぜひヤフオク!でのショッピングに活用してみてはいかがだろうか。

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スマホのアプリ版もあるヤフオク!

激安アイテムは“送料”を要チェック

 ヤフオクは老舗サイトだけあり、とにかく品揃えが豊富。現在では出品点数が常時6000万円を超え、「車」や「不動産」など大型商品の取引も行われていたり、ヤフオク!上で宿泊予約が行えるなど、実際に買わなくても眺めているだけでもおもしろい。

 その圧倒的なアイテムのなかでおトクな買い物を目指すなら、名物の「1円スタートオークション」を覗いてみよう。このサービスは、読んで字のごとく、1円から始まるオークションで、なかには即決価格が1円というアイテムもある。

 多くのフリマアプリが販売手数料の観点から最低出品価格を300円程度に設定していることもあり、1円からでも出品できるヤフオクは、数多くのアイテムが気軽に出品されているのだ。

 こうした激安アイテムを購入する際に気をつけたいのが送料だ。他のフリマアプリでもよくあることだが、本体価格の安さに飛びついて購入してみると、送料が別途で商品の倍以上かかってしまうという場合がある。

 もちろん、送料込みの値段を記載するか、そうしないかは出品者の判断なので、不正な行為ではない。当然、本体価格を下げ、送料で多額の料金をせしめる、という詐欺のような行為は禁止されているので行われていないが、「とても安い!」と思っていた商品の支払いで、急に高額の送料を要求されるのは、なかなかショックなもの。

 特に激安商品が数多いヤフオク!では、商品の配送方法、それによってかかる料金をきちんと確認し、商品が到着するまでに実際にかかる「合計金額」を見てから、落札するかどうかを考えよう。

 今回は「フリマアプリ」としてのヤフオク!の使い方に関する情報をお届けしたが、あくまでヤフオク!の基盤はオークションサイト。フリマモードの出品数が多いとはいえ、オークションモードではさらに多様な商品が出品されているので、お目当てのアイテムを探すときは、フリマモードとオークションモードの両方を確認することをお忘れなく。

清談社

清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。
株式会社清談社

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