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行司セクハラ事件
さらに角界では問題が続いている。
1月5日、相撲協会の横綱審議委員会(横審)による稽古総見が東京・両国国技館で行われた。白鵬は八角理事長に促され土俵にあがったが、八角理事長の「大関と(取り組め)」の注文を無視して平幕の正代を指名して7番取った。横審の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が「美しくない」「見たくない」などの投書を引用して注意していた立ち合いの張り手を正代に見舞った。NHK相撲解説者の元横綱・北の富士は「不届き者だね。あれだけ横審から注意されているのに。けんかを売っているのかな、横審に」と苦言を呈した。稽古総見、白鵬は帰り際に報道陣の問いかけを無視した。
「白鵬は横審も相撲協会も八角理事長も眼中にないということ。もう白鵬を止められるのは貴乃花親方だけだろう」(角界関係者)
このほかにも、立行司の第40代式守伊之助が12月の巡業中に泥酔し、10代の行司にキスをしたり胸に触るなどセクハラ行為をしていたことが発覚。伊之助は「泥酔していたので覚えていない」と述べたが、行為自体は否定しなかった。幕内格の行司がこの事実を把握し協会に報告したことから、セクハラが発覚した。伊之助はすでに謝罪しており、10代の行司も処罰を求める意向や、警察に被害届を出す考えはないとしている。相撲協会は行司全体を指導・管理する立行司の非違行為であることから、近く臨時理事会を開き懲戒処分を検討する。
「伊之助は以前から酒癖は悪かった。日馬富士とよく似た陰気でしつこく説教をする酒だった」(角界関係者)
大相撲の根底が揺るぎ始めている。
(文=編集部)
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