細野豪志議員、自民党“入党”に地元も激怒?民進党を潰した戦犯、自らの延命第一
そもそも、希望の党への電撃移籍もなんだったのでしょうか。民進党の「顔」だったのに、2017年8月に急に離党して翌月には希望の党に入り、総選挙では民進党出身者の公認をめぐって多くの候補者が出馬すらできない事態になってしまいました。その人たちの無念を、細野議員は受け止める責任があります。
自分の政治生命の延命のためだけに自民党入りなんて、選挙区の支援者たちも受け入れられないでしょう。すでに「地元の反発」を危惧する報道も出始めています。ただ、その一方で「与党議員として政治活動をしたい」という気持ちも理解できます。与党の議員でないとできないことも多いからです。
神澤の友人の50代の女性秘書は、参院選の出馬オファーを何度も受けているそうです。彼女いわく「私もいい年齢になったから、出馬も考えなくはない。でも、本気で勝負するなら与党からがいい。若ければ野党で経験を積むことも考えられるかもしれないけど、もう私にはそういう時間はないから。しょせん、私は野党が女性候補者を増やしたいがための数合わせ要員なの」とのこと。
数合わせの国会運営を許してはいけないと思います。自分の政治生命より、国民や日本のために尽力する。そういう国会議員を求めて、神澤はこれからも国会の中心からレポートしていきたいと思います。
平成最後の結び年、新元号元年の2019年。今年もよろしくお願いいたします。
(文=神澤志万/国会議員秘書)