本を読まない人は一生お金が貯まらない?ネットばかり見る人がハマる無駄遣いの連鎖
ネットと本では、情報の取り込み方が違う
ネットの記事などを見るときは、タイトルを読んで「これは興味がある」「これは興味がない」と判断することで、情報を自ら遠ざけてしまっているケースが多々あるものです。
一方の本は、一度手に入れたら、よほどつまらなかったり、読みにくかったりすることがなければ、全体にざっと目を通すのではないでしょうか。以前なら興味がなかったような内容でも、文字が目に飛び込んでくることで関心をもち、新しい知識や思考が広がることもあります。
それにより、自分の魅力やスキルが高まったり、周囲との人間関係がよくなったり、日々の仕事のスキルアップにつながったりと、多くのメリットがあります。そして、将来的には給料アップなどにもつながっていくはずです。
ネットと本のバランスを上手に取りながら、自分自身を高めていくことが大事です。「お金を貯めたいな」と思ったら、無駄な出費を削り、収入を増やすことが大切。その一端を、「本を買って読むこと」が担ってくれるはずです。今度の週末、書店に行って読みたい本を探してみませんか?
(文=西山美紀/マネーコラムニスト)