テクノロジーの発展や社会の変化のスピードが速い現代。ビジネスパーソンとしての「稼ぐ力」を維持するのは、思っているよりも大変だ。
人工知能(AI)やコンピュータの進歩によって職を失う人が出てくるということが喧伝されているが、こうした言説が大げさなものだったとしても、10年後に今よりも人材としての価値が下がり、収入が減る人が一定数出てくるというのは、おそらく正しいのだろう。
では、技術の進歩に伴い社会情勢や環境が変わってもビジネスの大海で自分の居場所を見つけ、しぶとく稼いでいくには、どんな資質や考え方が必要なのだろうか。コンサルタントとして活躍する松尾昭仁氏は、著書『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』(集英社)で「10年後食える人」と「10年後食えない人」の違いをまとめている。
本書によると、両者には「使う言葉」だけをとっても、歴然とした違いがあるようだ。
言葉づかいが卑屈な人間に「稼げる人」はいない
あなたは、人からほめられたときにどんな反応をしているだろうか。「そんなことないですよ」「私なんてまだまだダメです」などと謙遜する人は多いかもしれない。また、自覚していない部分をほめられると「実はバカにされているんじゃないだろうか」と勘ぐってしまうこともあるだろう。
しかし、「ありがとう」と答えたらどうだろう。変に謙遜したり相手の真意を勘ぐってみたりするよりも、鷹揚で自信に満ちた態度といえる。松尾氏によると、「10年後食える人」の言葉づかいはこっちだ。やたらと自己卑下する人は結局、他者から評価されないのだ。
私たちの日常の中に潜む卑屈な言葉づかいは、ほかにもある。代表的なものが、どんな場面でもなんとなく使ってしまう「すみません」だ。居酒屋でオーダーするとき、人の間をすり抜けるとき、そして人に何かしてもらったとき。本来「ありがとう」というべきタイミングでも「すみません」が口に出るようでは、どうしても相手からは卑屈に見える。
小さな言葉づかいの違いだが、相手からの印象は大きく違うことは覚えておくべきだ。「稼げる人」に卑屈な人間はいない。
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『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』は、人間関係やお金の使い方、働き方、言葉づかいに至るまで、将来どんな社会がやってきても稼ぎ続けられる人とそうでない人の違いを徹底解説する。
一読すれば、両者の歴然とした違いに驚くはず。そして、その違いには経験上思い当たる節が少なくないに違いない。
「稼げる人」と「稼げない人」。あなたの10年後はどちらだろう?
(文=編集部)
※本記事はPR記事です。
『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』 10年後も「食える人」と「食えない人」の差はここにあった! 会社員でも自営業でも何をやってもお金を稼げる人の41の違い。お金に困らない人の考え方、働き方、魅せ方を習慣化すれば、10年後も20年後も不安なし!