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武豊、なかやまきんに君ら登壇のイベントに「気持ち悪い」 摂津市議・西谷知美氏のツイートが炎上

文=佐藤勇馬
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武豊、なかやまきんに君ら登壇のイベントに「気持ち悪い」 摂津市議・西谷知美氏のツイートが炎上の画像1
Twitter「にしたに知美(立憲民主党・摂津市議会議員)(@tomominishitani)」より

 大阪・摂津市議の西谷知美氏(立憲民主党)が、実業家の堀江貴文氏、JRA騎手の武豊、お笑い芸人のなかやまきんに君らが登壇するイベントの広告について「気持ち悪い」「誰ひとり、話を聞いてみたい人はいない」などと発言し、物議を醸している。

 西谷氏は29日、自身のTwitterで「こんな気持ち悪い広告がInstagramで流れてきた…」と広告画面のスクリーンショットを投稿。4月27日~29日に東京ビッグサイトで開催される「Climbers2023」というビジネスパーソン向けイベントの広告で、特別講義をする登壇者として大阪維新の会代表の吉村洋文氏、堀江貴文氏、武豊、タレントのヒロミ、西野亮廣、篠原ともえ、なかやまきんに君の写真が並んでいる。

 このイベントについて、西谷氏は「誰ひとり、話を聞いてみたい人はいないかな」とバッサリ。さらに、大阪府の新型コロナ政策と絡めて「『日本で一番死者を出してしまった知事』に聞きたい話なんかありませんよ…」と吉村氏をぶった斬り、「ギリギリ、シノラーぐらいは聞いてもいいかな?」と微妙に“上から目線”でつづった。

 これに対して、ネット上では「何様のつもりなんだ」「政敵を揶揄するだけならまだしも、武豊まで巻き込んだのは競馬ファンとして許せない」などと批判が続出。イベント当事者の堀江氏もTwitterで「お前が気持ち悪いわ」と西谷氏の発言に反論した。同イベントには、先述のメンバーのほかに経済学者の成田悠輔氏、元横綱・白鵬の宮城野親方、俳優の松重豊らの出演も決定しており、それぞれのファンが反発することになった。

 だが西谷氏の放言はこれで終わらず、イベントの公式サイトに記された「様々な壁を乗り越えてきた各界のトップランナーによる、人生の特別講義を提供するイベント」という説明文についても、「壁を乗り越えてきたトップランナー?(成田悠輔も?)」「ヒロミさんとか、シノラーは悪くないですけど、トップランナーかと言えば、ちょっと違う」などと噛みついた。

 その一方で「大好きな松重豊さんが出演される日は聞いてみたい」と一転してイベントに関心を示す言葉もあったが、最終的には「イソジンとか大阪ワクチンとか高校無償化とか…実績がない人を選ぶイベントに気味の悪さを感じました」と吉村氏およびイベント全体を皮肉っている。

 これによって炎上はさらに拡大しており、SNSでは「JRA通算4400勝の武豊や幕内優勝45回の白鵬がトップランナーじゃないって正気かよ」「統一地方選の直前に所属政党の名前出して全方位にケンカ売るってすげーな」「こういう発言があると摂津市のイメージまで悪くなる」「競馬界と筋肉界を敵に回したな」といった非難の声が大量に飛び交っている状況だ。

 西谷氏は過去にも、面識のない公明党所属の大阪市会議員に「今固定しているツイート変更しないと、特別議会で貴方の党の所属議員が居眠りしていた事実を公表しますよ?」などと脅しめいたダイレクトメッセージを送って問題になったり、2022年の参院選で共産党候補を推すツイートをして立憲民主党大阪府連から処分を受けたり、視覚障害者だという一般ユーザーとトラブルになったりと、Twitterでたびたび騒動を起こしている。

 今回はさまざまな分野のファンをいっぺんに敵に回してしまった感があり、これまでのトラブル以上に大きな炎上騒動になる可能性もありそうだ。

佐藤勇馬/フリーライター

佐藤勇馬/フリーライター

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

Twitter:@rollingcradle

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