冬のボーナスで“真に買う価値のある”高級腕時計5選…セイコー、チューダー、オメガ
チューダー「ブラックベイ ブロンズ」
今年9月に銀座に初めての路面旗艦店がオープンしたチューダー。日本での正式展開は昨年始まったばかりの新参ブランドですが、歴史は正統派です。ダイバーズウォッチはフランス、アメリカなどの海軍で採用される信頼性。ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリで賞を獲得する技術力。世界でその名を知らない業界人はいません。ご紹介するのは、人気のブラックベイのブロンズです。43mmのブロンズ製ケースに文字盤のブラックとのコンビネーションは一度見たら忘れられない個性的な完成度です。同じくブラックのレザーベルトが控えめにボディの存在感を増幅させてくれます(399,000円)。
カルティエ「サントス-デュモン ウォッチ」
宝石商の王と呼ばれるブランドですが実は、懐中時計の時代だった1904年にルイ・カルティエは友人のサントス-デュモンのために、飛行中にも見ることができる腕時計を製作し業界に革命を起こしました。そのサントス-デュモンの名を冠したシリーズです。ステンレススチールとゴールドの洗練されたジュエラーらしい組合せ。サイズは日本人向けのSMです。リューズにも7面加工されシンセティックスピネル(人口宝石)が飾られています。ディテールはさすがにカルティエ。ベルトはアリゲーター素材。上品さがより浮かびあがります(525,000円)。
オメガ「スピードマスター プロフェッショナル クロノグラフ」
世界でもっとも有名なクロノグラフ時計です。1957年発表以来、視認性の高さ・高精度・堅牢が特徴です。NASAの宇宙計画と共に宇宙飛行士が月面に到着して50年を刻みました。別名「ムーンウォッチ」とも呼ばれています。その先進性ながら手巻きの最新ムーブメントなのも、頑固で男心をくすぐります。ステンレススチールケースには同素材のブレスレットだけでなく、レザー素材のベルトも着用可能です。スポーツマンタイプや大柄の方にはお勧めです(550,000円)
ご褒美でもありながら、時計に負けない成長するご自身にもっとも似合う時計をいくつか紹介しました。ご参考になれば幸いです。
(文=たかぎこういち/タカギ&アソシエイツ代表、東京モード学園講師)
※画像はすべて各メーカーのHPより