いつの頃からか、すべてをノートPCだけで済ませるようになっています。とりわけ激しい動画編集をするわけでもなく、ものすごい3Dゲームをやるわけでもないので、テキストベースの仕事をメインにしていると、それほど高いスペックを必要としないわけです。また、特に広い生活環境や余裕のある仕事場を持っているわけでもないので、省スペースという意味合いでもノートPCでカタカタやるのが最適なのです。
とはいえ、40歳を過ぎてノートPCの画面だけを一日中見つめていても問題が出てきます。肩が凝り腰もつらく、目がシバシバして腱鞘炎(けんしょうえん)のような症状が出てきます。
ノートPCは移動が多い仕事や省スペースでしかできない場合にはよいのですが、年をとるにつれ小さい画面やピッチの狭いキーボードがつらくなってきます。また、トラックパッドも指がつりそうになるときがあります。
こうなると、腰を据えて仕事をする時には、大きいモニタとキーボード、できればテンキーも欲しいところです。そして、マウスです。オフィスのデスクに座ってやる場合には、ノートPCにこれらを接続できるようにしておくと快適です。
筆者はさらに、ScanSnapや外付けの記憶装置を接続します。そうすれば、もうデスクトップPCと同じ感覚で仕事ができます。仕事もはかどりますし、少しくらい無理をしても体が悲鳴を上げたりしません。
しかし、USBポートが足りないという問題が生じます。使うたびに接続変えをするのは面倒です。さらにコード類が増えるのでこんがらがります。Wi-FiやBluetoothなどで接続する機器を使えばある程度問題は解決されるかもしれませんが、多数のコード類がこんがらがりながら付けたり外したりし、さらにUSBポートの口を増やすためにハブをたくさん接続していると、デスクの上にモノが散乱してしまいます。
ドッキングステーション
そんな悩みを抱えていたところ、ドッキングステーションという多数の端子が付いた細長い棒を見つけました。ノートPCのなかには、専用のドッキングステーションがオプションで販売されているものがあることは知っていましたが、汎用的な商品があることは知りませんでした。