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アイゼンハワーマトリックスは、縦軸に「重要度」をとり、横軸に「緊急度」をとる。そして4つの領域にタスクを振り分け、正しい優先順位を把握するのだ。
また「PDCA」も、1周回しただけで満足していないだろうか? PDCAは何周も回して初めて真価を発揮するものだ。
1周目は「仮説の良し悪しを見る」、2週目はより深い検証をして「実現可能性を探る」、3週目で「さらなる改善仮説の検討」と、回し続けることが必要なのだ。
■一流はコレを忘れない! 「交渉」のポイント
一流は交渉事にも長けている。そして、もちろん交渉にも地味ながら「コツ」が存在する。
たとえば、プレゼンスキルやわかりやすい資料作成の方法に目を奪われがちだ。
もちろんそれも大事だが、一流は「キーパーソン(決定権を持つ人)」に対するアプローチも欠かさない。
その際「偽のキーパーソン」に騙されないことも大切だ。
「私がこの案件を握っている」と言い出す人がいても、鵜呑みにしないことだ。本当のキーパーソンは自ら名乗り出ず、周りが名前を挙げるものだからだ。
取引相手の部署のキーパーソンを押さえれば、相手の部署全体への理解も浸透しやすくなる。こうした全体を俯瞰する捉えることも交渉の大事なコツだ。
ここで挙げたことは、やはり「地味」に感じるだろう。しかし、何事も土台がしっかりしていなければ成果は上がらない。
「それならもうやっているよ」という当たり前のことを「もっと精度を上げられないか?」と突き詰めることが、一流と凡人の差なのかもしれない。
(ライター/大村佑介)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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