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また、「相手の言葉をオウム返しする」という会話のテクニックがあるが、オウム返しするなら話が広がりそうな言葉を付け加えるといい。
A「この前、マラソン大会に出たんですよ」
B「えっ、大会に出られたんですか」
これではただのオウム返しだ。しかし、次のように一言加えるだけで会話は広がる。
A「この前、マラソン大会に出たんですよ」
B「えっ、大会に出られたんですか、フルマラソンですか?」
こうすれば、相手は「自分の話に興味を持って食いついてくれた」と感じるので、会話も自然と盛り上がっていくだろう。リアクションと併せて使っていきたいテクニックだ。
■「ファ」「ソ」の高さで話せば好印象になる
自分から話すときにも気をつけたいポイントがある。 たとえば、声の高さだ。高い声は、話す人のキャラクターを社交的に感じさせる効果がある。著者によれば、正しい音階でなくてもいいので、「自分の中のドレミ」で「ファ」か「ソ」で話すのがちょうどいいという。
また、話すときには一文を短く、リズミカルに話すことが大切だ。
「昨日あるフランス映画を見にいったのですが、これがとても退屈な映画でして、思わず途中で寝ちゃったんですが、一緒に行った彼女はとても気に入ったようで、ものすごく怒っちゃって……」
このようにダラっと話を続けてしまうと、聞いていても心地よくない。同じ内容でも、一文を短くして話すと、内容がわかりやすくなって相手も聞きやすくなる。
「昨日彼女と映画を見にいったんですよ。結論から言うとこれがとても退屈で。思わず途中で寝ちゃったんですよね。でも、彼女はとても気に入ったらしく『なんで寝てるのよ!』って、あとですごく怒っちゃって……」
本書では他にも、コツをつかめばすぐに使える雑談テクニックが満載だ。ひとつでも試して雑談力を磨き、コミュニケーションスキルをアップさせてみてはいかがだろうか?
(ライター:大村佑介)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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