「自分は運がいい」と思っている人と、「自分は不運だ」と思っている人では自分の身に起きた出来事の受け止め方が異なる。 どちらのほうが、自分の望む人生を送りやすいのだろうか?
見方によって物事は変わる。ならば、「運がいい」とポジティブにとらえたほうが毎日は楽しいはず。実際にポジティブな人は人生が豊かになるとよく言うが、確かにいつでも前向きでいる人は日々を楽しんでいるように見える。
そんなことを教えてくれるのが、『斎藤一人 人生がなぜかうまくいく人の考え方』(斎藤一人著、舛岡はなゑ監修、プレジデント社刊)だ。
「思い」が人間の人生や運命を決める
本書には、斎藤一人さんによる「人生がうまくいく成功法則」がつづられている。
冒頭の「運がいい」と思うことがどれだけ大切か。例えば、失敗の捉え方も変わってくる。「運がよくなかった」と考えれば、「不運」が原因だとして考えをやめてしまうが、改良の余地が生まれただけで失敗ではないと思えれば、歩みを止めずに成功に向かうことができる。
斎藤さんは物事がいつもうまくいく人は、「うまくいく」「なんとかなる」と考えていると述べる。反対に、なぜかいつも物事がうまくいかない人は「きっとまた失敗する」「なんともならない」と否定的に考えているという。
ただ、この世で起こる現象というのは、実はすべてニュートラル。そこに意味や価値をつけるのは自分の「思い」や「考え」だ。
思考は現実化する。その人の思いで、考え方や行動が変わり、人生にも影響するのだ。
斎藤さんは、人間の人生や運命を決めるのは「思い」であると語る。「失敗しても、次はきっとうまくいく。なんとかなる」と思い続ければ、うまくいく。いい「思い」を持ち続けることが大事なのだ。
何事もうまくいく人はどんな考え方をしているのか。それを知り、実践することで、うまくいかなかったことがうまくいくようになり、人生も好転するはずだ。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。