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優秀な人をマネても意味ない!? ビジネス書を鵜呑みにしない「エリートと勝負する方法」

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2 特長をつくり出す

 自分は個性がない、と考える人もいるはずです。しかし、「自分プロデュース」では、「個性」でなく「特長」を伸ばすことが大事です。

 特長は自分でいかようにも作ることができます。例えば「どんなに小さな仕事でも、とにかく締切をしっかり守る」というのも特長です。そういった小さなことを積み上げていくだけでも、あなたは唯一無二になれるのです。

3 「発想」で勝負する

 発想力こそ素質や天性のものではないか、という声も聞こえてきそうですが、著者は、アプローチの仕方を少し変えてみることで大きく変化できると述べています。

 例えばラグビーで、終盤になると一気に崩れてしまうチームがあるとします。原因はスタミナ不足なのですが、このとき、普通ならもっと走ってスタミナをつける練習をしよう!という発想になりますよね。しかし、その練習に時間を費やしてしまうと他のものまで手が回らなくなってしまいかねません。

 著者はこのスタミナ不足を解消するために、「疲れにくい走り方を覚える」ことを提案します。体力を消耗しない走り方ができれば、終盤まで疲れずに試合ができるはずです。

 発想とは少しアプローチを変えることからはじまります。コツさえつかめれば、周囲からの見られ方も大きく変わるでしょう。

 いかがでしょうか。本書ではこの他にも電通で培ったマーケティング方法を応用した「自分プロデュース」の方法がつづられています。

 凡人がいくら背伸びをしても、届かない世界もあります。だからこそ、自分なりに勝てる道を探すことが大事。成功者の真似事をやめて、その価値観から解放されることで、等身大の自分と向き合うことができるはずです。

 なかなか上手くいかないと思っている人にとっては助けになる一冊であるはずです。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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