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飲酒暴行で逮捕の前園真聖、背景に“早過ぎた”現役引退後の厳しい生活によるストレスか

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「前園真聖オフィシャルブログ」より
 10月13日朝、タクシー運転手への暴行が原因で警視庁玉川署に逮捕されたサッカー元日本代表選手の前園真聖氏が、一夜明けた14日、処分保留で釈放され、都内で謝罪会見を行った。会見では涙を浮かべながら、「やってはいけないことをやってしまった」と謝罪。今後しばらくはメディアへの露出を自粛し、「酒は断つ」と誓った。

 今回の事件について、スポーツ紙記者は次のように解説する。

「警視庁玉川署によると、前園氏は都内の自宅近くでタクシーの運賃を支払わずに降車し、運転手が呼び止めるといきなり殴ったり蹴ったりするなど、暴行をはたらいたそうです。昨年10月にも飲酒トラブルを起こしたといい、以前から酒癖が悪いとの評判がありました。事件当日は六本木での合コンに参加していたとも報じられています。現役時代から夜遊びが盛んで、“夜のストライカー”との異名を取っていたほどですから不思議はありません」

 現役時代の前園氏はドリブルの名手として知られ、1996年のアトランタ五輪ではブラジル代表を破る大金星、いわゆる“マイアミの奇跡”を演じたU-23代表のキャプテンを務めるなど、Jリーグ草創期を支えた人気選手の1人だった。しかし、2005年に31歳の若さで現役を引退することとなったが、その理由として前出のスポーツ紙記者は前園の“不節制”を挙げる。

「ブレーク前の中田英寿とカップ麺のCMで共演していたことも、今となっては懐かしいですね。しかし、選手としての全盛期は短命でした。アトランタ五輪で人気者になったとたん、芸能人との交遊の機会が増えて夜遊びに興じるようになるなど節制を怠るようになり、プレーも下降線を辿っていきました。その後、海外移籍について当時所属していた横浜フリューゲルス(現・横浜F・マリノス)と揉め、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)に移籍した以降はブラジルや韓国、J2のチームを転々としながら本領を発揮することなく、05年に31歳の若さで現役を引退しました」

 引退後は、サッカー解説者としてのメディアでの活動などと並行して、少年サッカースクールを運営しているが、絶頂期の華やかさを知る者からすると地味な印象は拭えない。

「W杯出場といったA代表での実績が乏しいため、他の元代表メンバーに比べると、引退後の活動は地味ですよね。サッカー解説者として『neo sports』(テレビ東京)に出演していましたが、全盛期のような高額年俸やCM出演料も今は望めないので、現状の活動状況では収入面でも厳しいのではないでしょうか。持っていた才能からすると、本人的には悔いの残る現役生活だったと思います。そうしたストレスが、酒に酔うとああしたかたちで表に出てきてしまうのかもしれません。納得のいかない引退という意味では、今年6月に妻へのDVで逮捕された元代表の奥大介氏と通じるところがありますね」(同)

 来年のブラジルW杯を控え、こうした元代表選手の相次ぐ不祥事が、サッカー人気の盛り上がりに水を差しかねない。
(文=編集部)