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食品偽装企業“批判”は行き過ぎ?消費者のブランド信仰、批判の仕方に疑問の声も

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阪急阪神ホテルズが運営するホテル阪急インターナショナル(「Wikipedia」より/Kirakirameister)
 10月22日、阪急阪神ホテルズが運営する複数のホテルで提供していた料理において、実際の食材と料理名表記の相違が発覚したことに端を発した食品偽装問題。大阪新阪急ホテルなどでは2006年から冷凍魚を鮮魚と表記し、鶏肉や豚肉などの産地も偽装していたという。

 また、ザ・リッツ・カールトン大阪でも、実際に使用していない車エビを料理名に冠したり、既製品のパンを自家製パンと称するといった偽装が明らかとなるなど、日本全国の有名ホテルに続々と波紋は広がった。その後、高島屋といった百貨店にまで問題が飛び火したのは周知の通りである。

 消費者庁は、景品表示法違反の疑いで立ち入り検査した阪急阪神ホテルズやザ・リッツ・カールトン大阪などについて、罰則付きの再発防止措置命令を出す方向で進めており、年内に処分を決める予定だという。

 食品偽装の実態が次々に明るみに出た10月後半〜11月前半にかけては、連日この問題がメディアで取り上げられ、偽装が発覚したホテルや百貨店などに対して強い批判が浴びせられた一方、「根底には飲食業界が抱える構造的な問題があり、個別事例を取り上げて批判するのは建設的ではない」「ある程度は予想がついたことであり、今さら騒ぐ立てるべき問題ではない」などと冷めた意見も見られた。

 そんな一連の騒動、そしてメディアやネット上などにおける食品偽装“批判”について、消費者である一般の人々はどのように受け止めているのだろうか? 今回、インターネット調査最大手・マクロミルの協力の下、全国の1000人にアンケートを実施。その調査結果から、人々の本音を探ってみたい。

・調査期間:2013年11月18日(月)~2013年11月19日(火)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:マクロミルモニター会員 男性500人、女性500人 合計1000人

<調査結果>

Q.相次いで発覚する飲食店や小売店における食品偽装への批判が強まっていますが、あなたはどう思いますか?

 1.批判が弱い、もっと批判すべき 12.5%
 2.社名や店名を挙げてどんどん批判すべき 35.1%
 3.批判はよいが、社名や店名を挙げるのには反対 2.9%
 4.メディアや世間は批判し過ぎ 12.7%
 5.批判すること自体に反対 0.5%
 6.批判の仕方や内容に疑問を感じる 12.6%
 7.なんとも思わない 12.4%
 8.その他 11.3%

<解説>

「社名や店名を挙げてどんどん批判すべき」と回答したのは3人に1人以上の割合である35.1%という結果で、さらに激しく糾弾してほしいという「批判が弱い、もっと批判すべき」の12.5%を含めると47.6%。半数近い人が偽装が発覚した企業への厳しい追及を望んでいることがわかる。

ネット調査最大手マクロミル