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東京に急増するアンテナショップがヤバすぎる!全国の特産品満載で地酒試飲や観光の相談も

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アンテナショップ「銀座NAGANO」

銀座の一等地で連日さまざまなイベントを開催

 高級ブランドショップが立ち並ぶ東京・銀座5丁目。夕方5時半、すずらん通りにある洗練されたデザインのビルに客が吸いこまれていく。一昨年秋にオープンした長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」だ。

 1階には特産品ショップのほか、地酒・ワインの試飲(有料)をはじめ信州の味を楽しめる「旬の信州味わいコーナー」が併設されている。2階はオープンキッチンのあるイベントスペース、4階はUターン、Iターン、移住、就職などの相談を受け付ける移住・交流センターといった配置になっている。

 1階の特産品物販コーナーには会社帰りのOLやサラリーマンの姿に混じり、アジア系のグループが商品を吟味していた。爆買いの観光客ではない。仲間と何か会話しながらメモを取っている。旅行業界の関係者のようだ。この日、「味わいコーナー」では信州の地酒(ワンショット税別700円)、鯉の旨煮、凍豆腐(しみどうふ)の含め煮、五色の餅などを盛りつけた「信州の正月膳」(1000円)などが提供されていた。

 筆者は、3種利き酒セット(60ml×3 800円)を楽しんだ。佐久の土屋酒造店、黒澤酒造、伊那の漆戸酒造の純米吟醸、純米大吟醸である。いずれも初めて味わう銘柄だが、信州の米と清冽な水が生み出した地酒の香りと味わいを堪能できる。

3種利き酒セット

 2階には各地域の観光パンフレットや書籍がずらりと並んでいる。NHK大河ドラマ『真田丸』がスタートしたばかりとあって、その関連本が目を引く。イベントコーナーでは健康セミナーの準備中だった。

 ここでは連日、各種イベントが開催されている。「酒造りを学ぶ」「信州ジビエ新商品等飲食会」「長野県庁ガイダンス」「信州の魅力発見大学」など、興味深いテーマが並ぶ。予約制のものが多く、一部は有料だ。

 夜8時まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄るには格好のスペース。信州の思わぬ発見を期待できるかもしれない。

都内には過去最高の55店が展開 年商7億円以上のショップも

 一般財団法人地域活性化センターの「平成27年度自治体アンテナショップ実態調査」(2015年4月1日時点)によると、都内には42都道府県13市町村あわせて55店が開設されており、過去最高を記録した。その後、さらに2店がオープンした。この春には日本橋に富山県、長崎県の大型店が開業する予定だ。地方創生が掲げられるなか、再び自治体のアンテナショップのブームが沸き起こっている。