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ヘアカラーや白髪染めシャンプー、頭皮痛め薄毛や抜け毛の危険!安全性未確認の染料も

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「Thinkstock」より

 めっきり寒くなりました。そんな今、とってもホットなのが、「自然に染める」白髪染めシャンプーやリンス。皆さんのなかにも、「植物成分が自然に白髪をカバーしてくれるなら」と、人気の白髪染めシャンプーを毎日使い続けていている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、商品の中身を知らずに使うことは危険です。シャンプーによって頭皮や毛根を痛める人も多いのです。

「昆布が黒髪にする」は本当か?


「ふさふさの黒髪が欲しいなら、ワカメや昆布を食べろ」と、昔からよく言われてきました。その効果のほどはともかく、バランスの良い食事は健康にも髪にも良いものです。また、髪の健康のために「頭をたたけ」といわれることも正解といえます。

 しかし、食べて栄養になるからといって、肌や頭皮につけても効果があるのかといえば、ほとんどの場合、まったく意味がありません。逆に、かえって肌や頭皮に悪いこともあります。

 黒髪を保つことに効果があるといわれる昆布についても、注意すべきことがあります。「洗うたびに白髪が目立たなくなる」という触れ込みで人気となっているあるシャンプーは、「天然の昆布エキスなど27種類の植物成分を配合して無添加」と謳っています。しかし、パッケージの裏をよく見てみると、確かに昆布のエキスは入っていますが、実際に白髪を黒く染めるのは、昆布ではありません。

 たとえば、昆布を髪に巻いて一晩寝てみたところで、髪は黒くならず、つくのはダシの臭いだけです。

白髪染めシャンプーに入っているのは合成染料


 このような「自然に染髪してくれる」と人気の白髪染めシャンプーを複数商品入手したところ、成分欄には「HC青2」「塩基性青99」「塩基性青75」「塩基性茶16」「塩基性赤76」「塩基性黄57」「HC黄 4」「黄203」などが表示されております。また、アレルギーを起こしやすいといわれるジアミン系化合物の「4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール」も、多くの商品に配合されています。

 これらはすべて「合成染料」で、HC系や塩基性染料は2001年に行われた薬事法改正の規制緩和に伴い化粧品への使用が自由になった、日本では比較的新しい染料です。

 では、こうした合成染料が髪の毛をどのように染めるのでしょうか。