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「ナイシトール」「コッコアポ」で胃腸障害の副作用も…「体に優しいやせ薬」のイメージは誤解!

文=森真希
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ぽっちゃりタイプは胃腸障害などを起こす可能性も

 しかし、問題は「肥満のタイプ」である。

 もし、あなたが「エネルギーが過剰で、飲み過ぎ・食べ過ぎ・ストレスの抱え過ぎ」の「固太りタイプ」であれば、防風通聖散を飲んでも問題はないだろう。便秘・ほてり・イライラ・皮膚のかゆみ・炎症・湿疹といった症状に効果を発揮するに違いない。

 だが、「胃腸が弱くて元気もなく、冷汗をかきやすくて、ぽっちゃりとした肥満タイプ」であれば、防風通聖散を飲み続けると胃痛や下痢などの体調不良を起こす可能性が非常に高い。

 さらなる問題は「漢方薬には副作用がない」という誤解だ。胃腸障害が起こっても「原因は防風通聖散ではないだろう」と勘違いして、体力を消耗させながら服用し続けるケースもある。

 西洋医学では「肥満」「便秘」「胃痛」という症状に対応する薬が処方されるが、漢方はちょっと違うようだ。症状を訴えているのがどんな人なのか、体質に合わせて薬が処方されている。

 つまり、西洋医学と同じ理屈で漢方薬がベースの医薬品を飲むのは、そもそも無理があるということを理解しておいたほうがいいだろう。
(文=森真希)

森真希(もり・まき)
医療・教育ジャーナリスト。大学卒業後、出版社に21年間勤務し、月刊誌編集者として医療・健康・教育の分野で多岐にわたって取材を行う。2015年に独立し、同テーマで執筆活動と情報発信を続けている。

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