真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.01 08:15
「MAXでやった」坂路1番時計の「究極仕上げ」で送り出されるミッキーアイル!規格外の怪物が取り戻した「個性」と「狂気」が王者ビッグアーサーに迫る!
編集部
ミッキーアイル(JBISサーチ公式サイトより)
「休み明けですし、MAXでやりました」
28日のスプリンターズS出走馬の共同記者会見。古豪ミッキーアイルを送り出す音無秀孝調教師は、迷いなくそう告げた。
ビッグアーサーの前に2着に敗れた、春の高松宮記念(G1)以来のレース。ミッキーアイルのキャリアの中で最も長い休養となったが、その最終追い切りは師の言葉通り、休み明けの不安を完全に吹き飛ばす圧巻の内容だった。
雨を含んだ栗東の坂路コース。4ハロンの計測に入ったミッキーアイルは、さすが短距離界屈指のスピードスターと思わせる抜群の加速でいきなり12.3秒。さらに、そのまま12.1秒、12.3秒とレースさながらの全速力を維持。
この日は併せ馬だったが、このような時計でパートナーが付いてこられる訳がなかった。相手はラスト1ハロンを残して早々に脱落。今週のシリウスS(G3)に出走するランウェイワルツだけに、決して弱い馬ではない。
最後は単走になったため13.3秒までタイムが落ちたが、全体時計は50秒ジャスト。この日の栗東坂路の2番時計を1秒以上突き放す”異次元”の1番時計だ。まさに「究極の仕上がり」といえる。
ただ、そんな極上のタイムよりもさらに特筆すべきは、その「内容」だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か