GJ > 競馬ニュース > リアルスティール×戸崎圭太
NEW

リアルスティール×戸崎圭太の「深イイ話」? 巡り巡ってやってきた中山記念「幻のお手馬」の騎乗チャンスをモノにできるか!? ドバイ連覇へ向けて力を示す一戦。

【この記事のキーワード】, ,
riarusuthi-ruyasuda.jpgリアルスティール(競馬つらつらより)

 最近にしては珍しいほどの美談ではないだろうか。

 今週末の中山記念(G2)で上位人気必至と目されるリアルスティール(牡5 栗東・矢作芳人厩舎)。昨年も同じくここから新年のスタートを切り、続くドバイの地で念願の初G1制覇を挙げた縁起のいい舞台だけに、今年の飛躍を期する上で重要な一戦となるだろう。

 ドバイターフ連覇へ向けて、当初は昨年と同じムーア騎手を鞍上に迎える予定だったが、豪州遠征が重なってしまったためコンビ続行が不可能に。代役として名前が上がったのは、リーディング3連覇を達成した戸崎圭太騎手だった。

 実はこのコンビ、実戦に出てくるのは今回が初めてだが、デビュー以前にも「騎乗するかもしれない」という噂があったようである。

 デイリースポーツが報じたところによると、リアルスティールが新馬戦に出走する前の2014年末、同馬の調教に戸崎騎手が騎乗しており、その週の競馬に使うプランも持ち上がっていたらしい。

 しかし戸崎騎手が「間違いなくいい馬。ただ、確実に勝つなら来週の方がいい」と矢作調教師に進言したため、デビューは先送りに。結果として初戦の手綱は福永騎手が握ることになり、その後は今の今まで戸崎騎手が競馬にまたがることはなかった。

 戸崎騎手の発言は、「馬を第一に考える」という観点で、まさに尊敬に値する姿勢である。リアルスティールの全兄であるラングレーは当時3歳で、すでに重賞でも掲示板を2度経験している素質馬。良質な血統背景を考えれば、当然ながら同馬にも相当な期待が掛けられていたことは想像に難くない。

リアルスティール×戸崎圭太の「深イイ話」? 巡り巡ってやってきた中山記念「幻のお手馬」の騎乗チャンスをモノにできるか!? ドバイ連覇へ向けて力を示す一戦。のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
  2. 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
  3. 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
  4. 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
  5. 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
  6. 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
  7. 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
  8. レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
  9. 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
  10. JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か