ビジネスパーソン向け人気連載|ビジネスジャーナル/Business Journal
Amazonより
今週は、林賢一氏が、Amazon配達の謎について聞いてみた。
[回答者]Amazonカスタマーサービス様
Amazonからの荷物が毎日届く生活が続いている。
ほとんどの買い物が書籍やDVDなのだが、気になった物はその瞬間にクリックして買うため、どうしても配送が分割されて小刻みに届くのだ。
午前中に配達人がインターホンを鳴らす。午前中は家で仕事をしていることが多いので、たいていは商品を受け取ることができる。寝間着のまま玄関を開け、配達人の方から荷物を受け取る。
「このだらしない大人は毎朝家にいるけど、何をしているのだろうか?」
と配達人は不思議に思っているに違いない。
こんなところでお礼を言うのもなんだが、クロネコヤマトの小林さん(仮名)、いつもいつもありがとうございます。
毎日、朝顔を合わせてているということは、ちょっとした友人よりも頻繁に会っているわけで、親近感が湧いている。インターホンが鳴っただけで「あ、今日も小林さんがやってきた」と胸が躍る。なぜなら小林さんの笑顔はモデルのように爽やかで、その顔を見ると「今日一日頑張ろう」というベタな気持ちがベタでなくなってしまうのだ。40過ぎのおじさんの顔でこんなにも癒やされるとは!
そんな小林さんとの蜜月が一カ月ほど続いたある朝、インターホンが鳴り、いつものように”小林さん受け入れ態勢”を整えてからドアを開けると……
「エコ配でーす」
小林さんじゃない!