――この『開成→東大文I→弁護士が教える超独学術 結局、ひとりで勉強する人が合格する』は東洋経済オンラインで連載されていたものを加筆・再構成した本になりますが、その連載では悩み相談をされていましたよね。そこで掲載しているもの以外にどんな悩みがありましたか?

鬼頭:いろいろありましたよ。このまま資格試験を受けようかどうか悩んでいるとか、自分はその資格に向いていないんじゃないかとか。

――向いているかどうかってあるんですか?

鬼頭:結局は試験ですからね。試験そのものに向き不向きはあまりないと思います。ただ、その後の職業に向いているかどうかというのはもちろんあります。数式を使う試験もありますが、特に文系の資格はそこまで出てこないので。

――では、そういった相談を受けたときに、どのように回答されるのでしょうか。

鬼頭:向いているかどうかの前に、どれだけ勉強をしたか教えてもらいます。ほとんどの場合、勉強していないか、方向性が間違えているかどちらかですね。

――方向性を間違えているというのは?

鬼頭:いろんな本や参考書を片っ端から読み漁っているケースが多いです。特に参考書は一つにしぼるべきで、それをマスターすることが大事です。何冊も読み漁っていると、効率が悪くなります。

 資格試験の予備校も同じことがいえますね。この手の場合は、選ぶときは迷ってもいいけれど、決めたら信じることが大事です。

 また、過去問を解いていない人は上手くいかないですよね。過去問は傾向と対策を知る上で、一番良いテキストです。

――では、悩みに触れる中で新たに気付かれたこともあったのではないですか?

鬼頭:そうですね。モチベーションの下がり方とか、現実逃避の言い訳とか…。上手くいかない人ってほとんど「体調が悪い」って言うんです。

 それも風邪とかではなく、2、3週間くらいずっとグズってるような体調の悪さですね。おそらく精神的な部分にも原因があるのだと思いますが、それを言い訳にしちゃっている人は多いと感じました。

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