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熾烈な再編戦争のホームセンター業界、ドラッグストアに客流出が深刻化…対抗から提携へ

文=編集部

 ドラッグストアは採算の良い医薬品や化粧品というドル箱を持つ。日用品や飲料・食料品を安く販売してホームセンターから顧客を奪ってきた。

 それに危機感を抱いたホームセンター側は再編に動いた。06年9月、業界6位のホーマック、同7位のカーマ、同9位のダイキが経営統合し、持株会社DCMジャパン・ホールディングス(現DCMホールディングス)を設立した。3社の単純合算の売上高で、それまでトップだったカインズを抜き去り、業界トップに立った。

 3社の統合は、当時は“弱者連合”と揶揄されたが、今やホームセンター業界のトップランナーとなった。

 社長の久田宗弘氏がM&Aを主導する。同氏は横浜市立大学商学部卒で、数度の再編をくぐり抜けてきた猛者だ。もともとは、くろがねやの社長だった。くろがねやがカーマと提携したのに伴い、カーマの社長に転じた。カーマの社長としてダイキとホーマックとの提携を経営統合にまで昇華させた。カーマは3社のなかでは規模がもっとも小さかったが、久田氏は07年5月からDCMの社長を務めている。

 業界の中で再編が進んでも、ホームセンター同士の統合ではドラッグストアに太刀打ちできない。早晩、ドラッグストアとの提携、そして統合に向かうことになるとの見方が広がっている。
(文=編集部)

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