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就活、人事担当者の覆面座談会…常識化する「二重選考」「インターン採用」の実態

文=溝上憲文/労働ジャーナリスト
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 その一方で、一般選考の学生さんはこの日から面接が始まるので、忙しいですが、去年よりは楽でした。というのはインターン選考は17年卒学生から始めたのですが、去年のインターンでの採用者は数百人の採用予定のうち4割弱。でも今年は6割を確保しました。去年の6月1日はそれこそ死にものぐるいで面接をこなしました。

「就活=インターン」

司会 インターン選考と、正式選考解禁日から始まる一般選考という“二重選考”を行っているわけですね。問題にはなりませんか。

建設 一応対外的には「6月1日は守っています。インターンは通常選考ではないので若干早めにやっています」という逃げ口上を使っています。いずれにしてもインターン選考と一般選考の2種類の採用方法は、当社に限らず確立したといえるのではないでしょうか。同業他社も去年はやっていなかったけど、今年からインターンをやっているね、というところも増えていますし、来年の19年卒はすでに今年6月以降のインターン合同説明会に昨年以上の企業と学生が参加していますし、インターン採用がもっと増えると思います。

IT それは間違いない。経団連加盟企業は1350社ですが、指針に署名している企業は700超あります。純粋に6月1日選考解禁を遵守しているのは会長・副会長企業などごく一部の企業ではないですか。大学も同じです。インターンに参加しなかったら一般選考しかないぞと学生の背中を押している。

食品 大学のキャリアセンターも「就活=インターン」だと認識し始めています。2年前は「インターンって意識が高い特別な人がいくもの」という感覚でしたが、今年はインターンから就活が始まるというムードに変わった。キャリアセンターにしても一番の責務は就職浪人を出さないようにいかに内定数を出すかにある。経団連も文科省も選考と直結したインターンは禁止していますし、教員のなかにも採用インターンなどつまらないものに参加しないでちゃんと勉強してほしいという人はいますが、キャリアセンター職員の感覚とはだいぶ違います。

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