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日テレ女子アナ、2021年活躍ベスト5!選外もブレイク必至の忽滑谷こころアナ

文=上杉純也/フリーライター
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「ZIP!」のメンバー(忽滑谷こころアナのInstagramより)
忽滑谷こころInstagramより

 2021年に活躍した女子アナを、民放キー局ごとにベスト5のランキングで紹介する本企画。第3回目は日本テレビ編をお届けする。果たしてどんな顔ぶれが並ぶのか――。

 まず第5位は、郡司恭子アナ(31)である。『スッキリ』と『NNNストレートニュース』、『情報ライブ ミヤネ屋』の3番組のニュースコーナーを水曜日に担当するほか、BS日テレの『深層NEWS』では火曜日のサブキャスターを務めている。そのほか、『夜バケット』『ものまねグランプリ』に出演。さらに、ゴルフ中継では実況も担当と、報道メインながら、バラエティとスポーツ番組でも活躍している点は見逃せない。

 ただ、なんといっても大きかったのは、郡司アナの父親(以下、グンちゃんパパ)が『ミヤネ屋』でプチブレイクしたことだ。どういうことかというと、出演するニュースコーナー終わりに、番組MCの宮根誠司(58)と毎回掛け合いをするのだが、そのやり取りの中でグンちゃんパパの趣味が料理だということが発覚。しかもかなりの腕前だということで、いつからか宮根が与える“お題”に沿った料理を披露することになったのだ。

 なかでも、キャラ弁をリクエストされ『news every.』のマスコットキャラクター“そらジロー”のキャラ弁をつくった際、郡司アナがインスタグラムで公開したところ、「パパ、めっちゃお上手」「これはパーフェクトですね」など絶賛の嵐だった。毎回毎回予想を超える料理が登場し、趣味のレベルの遥か上を行っているのだ。

 毎週水曜日のニュースコーナー終了後にその料理の写真とレシピが『ミヤネ屋』のホームページ上で公開されているので、気になる人は一度ご覧あれ。レシピが溜まったら、本になる可能性も否定できない。

 続く第4位は、市來玲奈アナ(25)だ。人気女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーだった彼女も、入社してから4年が経過した。担当番組は新人時代から3代目秘書MCを務める『行列のできる相談所』のほか、夕方の『news every.』月~水サブキャスターとして活躍。さらに2021年秋からは週末夜の『Going!Sports&News』の土曜アシスタントと深夜の音楽番組『バズリズム02』の進行役も担当している。報道番組にバラエティ、そしてスポーツ番組と3ジャンルをこなしているが、キャラ的には完全にバラエティ向きだろう。

 それを強く感じられたのが、2021年7月3日に放送された音楽特番『THE MUSIC DAY 2021 音楽は止まらない』である。乃木坂46の結成10周年記念のスペシャルメドレーに一部参加し、グループ卒業以来、7年ぶりのステージ共演が実現。出番はわずかながら、明るくて快活な彼女の魅力が発揮されていた。SNS上でも「れなりん、まだ現役いけますね」「れなりんが久々のアイドル姿で照れ笑いしてるの、可愛かった」など7年ぶりの共演に称賛の声が続々と寄せられたほどだ。

『every.』でも、原稿読みよりエンディングトークの掛け合いが面白いので、そのキャラが生かせるバラエティのレギュラーがもう1本欲しいところである。

日テレ、2021年に活躍した女子アナ・ベスト3

 ここから、いよいよベスト3。第3位は、入社5年目の後呂有紗アナ(27)だ。なんといっても大きかったのは、2021年秋の番組改編である。それまでは『Oha!4 NEWS LIVE』の水曜日メインキャスターと『news every.』の木・金サブキャスターを務めていたが、秋改編で『Oha!4』は火曜に移動。『every.』は卒業したものの、代わりにBS日テレの『深層NEWS』の金曜サブキャスターと『真相報道 バンキシャ!』の女性総合司会の座に就いたのだ。

 特に後者は局のOGで当時、人気フリーアナウンサーだった夏目三久の後任である。まさに大役中の大役といっていいだろう。男性総合司会を務める桝太一アナ(40)とのコンビぶりが気になるところだが、かつて彼女が『ZIP!』を担当していた時代(新人時代の2017年10月から2020年9月まで)、桝アナが教育係として後呂アナを指導していた。

 そのため信頼関係は抜群で、桝アナが大好きな生き物ネタで熱くなりすぎて暴走気味になったときは、後呂アナが冷静に客観的に突っ込んだりしているという具合だ。名前は“うしろ”だが、桝アナの“隣”にしっかり立って、伝えるべきことを伝える姿勢に今後も期待大である。

 続いて第2位は、“局の看板”水卜麻美アナ(34)の登場だ。彼女は2021年3月末まで『スッキリ』のサブ司会を担当していたが、卒業。そして『ZIP!』の2代目総合司会を務めることになった。女性司会者としては5代目だが、前身番組の『ズームイン!!朝!』から含めると、この枠の朝の情報番組では初の女子アナ単独総合司会という快挙となったのである。

 さらに、『有吉ゼミ』の秘書(アシスタント)役も鉄板だ。『幸せ! ボンビーガール』の終了は残念だが、バラエティ番組での安定した進行ぶりはお見事のひとこと。存在感はあるけれど、決して出しゃばらない。番組では自らの役割をきっちりとこなす。アナウンサーとしての技術も確か。レギュラー番組は2本だけだが、総合力が高いので、特番で引っ張りだこになるのも当然といえる。2014年から局の夏の風物詩である『24時間テレビ「愛は地球を救う」』の女性総合司会を担当しているが、OB・羽鳥慎一アナ(50)とのコンビでの総合司会は現在、歴代最多回数を誇っている。

 2021年2月には明治安田生命が“今春入社を控えた新社会人”を対象に行った“理想の上司として思い浮かぶ有名人ランキング”で女性部門の総合第1位に輝き、5連覇を果たしている。後輩からも信頼が厚く、今後は教育係としての役割もますます増えていくだろう。水卜アナの活躍はまだまだ続きそうだ。

 さて、注目の第1位の発表だ。入社4年目の岩田絵里奈アナ(26)である。『世界まる見え! テレビ特捜部』と『沸騰ワード10』の進行を務めるなど、すでに局の人気バラエティの顔となっていたが、2021年春から水卜アナの後を受けて『スッキリ』の総合司会を担当することになった。同番組では過去に水卜不在の際の代理MCを務めたことがあり、その実績を買われたのかもしれないが、水卜アナの後任というのが何よりも大きい。“日テレの朝の顔”として認められて、一躍“次世代エース”候補に名乗りを上げたからだ。

 2021年5月に放送された『しゃべくり007』にOBの羽鳥慎一アナが出演した際、“2年後絶対来る女子アナ”として紹介されていたが、2年後どころかすでに完全ブレイク状態なのである。

 岩田アナは笑顔が可愛いが、ただ可愛いだけではなく観ていて癒される存在だ。まさに朝の顔に相応しいのである。また、媚びている雰囲気が皆無なので、同性からの好感度も高い。2022年はますます飛躍するのではないだろうか。

 以上がベスト5である。顔触れを見てみると、ベテランから中堅、そして若手とバランスの良い布陣となった。贅沢をいうならば、入社3年目以内の若手中の若手がランクインしてほしかったところ。ただ、惜しくもベスト5には漏れたが、その最有力候補としては、入社2年目の忽滑谷こころアナ(23)の名を挙げたい。

 2021年秋改編で週末夜の『Going!Sports&News』の日曜アシスタントに抜擢された逸材だ。現在、日テレのスポーツ番組を担当する若手女子アナがなかなか見当たらなかった状況で現れたニューフェイス。忽滑谷アナは2022年のブレイク候補一番手である。

上杉純也/フリーライター

上杉純也/フリーライター

出版社、編集プロダクション勤務を経てフリーのライター兼編集者に。ドラマ、女優、アイドル、映画、バラエティ、野球など主にエンタメ系のジャンルを手掛ける。主な著作に『テレビドラマの仕事人たち』(KKベストセラーズ・共著)、『甲子園あるある(春のセンバツ編)』(オークラ出版)、『甲子園決勝 因縁の名勝負20』(トランスワールドジャパン株式会社)などがある。

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